宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
今日、C4.8の小規模フレアが発生しました。
また、M9.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 1 11:54 C4.8
07:26 C3.6
04:19 C2.2
00:40 C2.1
11/30 16:10 C2.5
07:36 C2.4
00:15 C3.1
11/29 23:26 C3.8
16:50 C6.4
13:35 C2.8
08:22 C8.1
04:09 M9.8

黒点 12/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
3492 3 β ---
3493 1 α C1
3494 1 α ---
3500 24 βγ X1
3501 1 α ---
3502 4 β C6
3503 1 α ---
3505 1 α ---
3507 1 α C3
3508 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 450 +3.7
-2 h 445 -1.0
-4 h 472 -1.4
-6 h 491 +1.9
-8 h 488 +3.4
-10 h 483 -0.9
-12 h 502 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
12/ 1 0.3 9x10^2
11/30 0.3 7x10^2
11/29 0.3 4x10^2
11/28 0.3 3x10^2
11/27 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/26 13:17 太陽風の急な強まりが到来して、磁気圏の活動が強まりました。
2023/11/27 13:14 太陽風の速度の高まりは終わりに近付いています。磁気圏は穏やかです。
2023/11/28 12:31 CMEが連続して発生し、太陽風の乱れが到来する可能性があります。
2023/11/29 13:54 M9.8の中規模フレアが発生しました。ハロー型のCMEも発生しています。
2023/11/30 12:15 太陽風は平均的な状態です。磁気圏も概ね静穏です。
最新のニュース

2023/12/ 1 12:56 更新
太陽風の小規模の乱れが到来しました。この後もCMEの乱れが続きそうです。

担当 篠原

今朝、1日8時半(世界時11月30日23時半)に、
ACE衛星で太陽風の急な変化が観測されました。
速度は350km/秒から440km/秒へ、
磁場強度は5nTから13nTへ、それぞれ変化しています。

磁場強度はある程度強まっていますが、
速度は低速から平均的な速さに上がった程度で、
比較的小規模の乱れになっています。

27日昼に発生したフィラメント噴出の時に発生した
CME(コロナ質量放出)による乱れの可能性があります。
この場合、発生から4日弱で到来したことになります。

気象庁地磁気観測所の地上磁場観測によると、
1日9時20分(世界時1日0時20分)頃に
磁場の急な強まりが発生しています。
太陽風の強まりによって磁気圏が押しつぶされたことによる変化です。

太陽風磁場の南北成分は、
乱れの到来後、-10nT程度の強い南向きの変化が続きました。
速度が高まっていないため、磁気圏活動の強まりは限定的で、
AE指数は600nTの中規模の変化が発生した程度です。

太陽風のグラフの最後では、磁場は北向きに切り替わっています。
この傾向が続くと、磁気圏は穏やかな状態になります。
この後の磁場の変化に注目してください。

そして、この後、29日朝に発生したM9.8フレアの時の
CMEによる太陽風の乱れがやって来ます。
こちらはどの様な規模の変化になるでしょうか。


太陽は、南西の端(右下)の3499黒点群でC3.6、
北西の端(右上)の3492群でC4.8などの
小規模フレアが発生しています。

一方、中心部から東側(左側)にかけては穏やかで、
太陽はこの後、静かになりそうです。




太陽風の強まりによる地上磁場の変化が観測されました。
(c) 気象庁地磁気観測所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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