宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:17)
昨日、C5.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/26 --- ---
11/25 07:04 C5.5
11/24 19:37 C7.5
18:18 M1.1
16:00 C3.3
14:33 C3.3
06:00 C4.0
05:34 C9.1
04:01 C3.8
03:22 C3.3
00:35 C5.9
00:17 C3.8

黒点 11/26 (NOAA)
磁場 フレア
3489 3 α ---
3490 6 β C9
3491 2 α ---
3492 11 β C3
3493 4 α ---
3494 2 α C8
3498 1 α ---
3499 8 β M1
3500 13 βγδ ---
3501 1 α ---
3502 6 β C3
3503 2 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 553 +3.0
-2 h 549 -0.2
-4 h 553 -0.4
-6 h 582 -1.2
-8 h 556 +2.2
-10 h 555 -7.4
-12 h 567 -6.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -74 -/ -
-2 h -71 -/ -
-4 h -81 -/ -
-6 h -82 -/ -
-8 h -99 -/ -
-10 h -75 -/ -
-12 h -72 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
11/26 0.3 1x10^2
11/25 0.3 2x10^3
11/24 0.3 2x10^3
11/23 0.4 1x10^3
11/22 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/21 14:40 太陽でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。
2023/11/22 13:31 太陽風磁場の南向きの変化で磁気圏の活動が強まりました。太陽風は高速になっています。
2023/11/23 13:31 太陽の活動が続いています。太陽風は高速です。
2023/11/24 14:23 太陽はフレアが続いています。太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。
2023/11/25 13:20 太陽風はやや高速になっています。磁気圏の活動もやや強まっています。
最新のニュース

2023/11/26 13:17 更新
太陽風の急な強まりが到来して、磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

昨夕、25日17時(世界時25日7時)に、
太陽風の急な強まりがDSCOVR衛星で観測されました。
速度は、480km/秒から550km/秒と高速になり、
磁場強度は、既に10nTに強まっていたところから、
更に17nTまで強まりました。

22〜23日頃にいくつも発生していた
CME(コロナ質量放出)の影響がやって来た様です。

磁場の南北成分は、南向きに強まる状態が続き、
-10nT前後の変化が10時間ほど発生しています。
このため磁気圏の活動は強まって、
AE指数は、1000nT前後の変化がしばらく続き、
最大の変化は1500nTに達しています。
また、Dst指数の速報値は、
-99nTと中程度の磁気嵐になっています。

現在の太陽風は、
速度は、550km/秒と高速の状態が続いていますが、
磁場強度は7nTへ下がり、平均的な状態に戻りかけています。

磁場の南北成分は変化が小さくなり、
グラフの最後は北寄りで変化しています。
この後の磁気圏は、穏やかになりそうです。


太陽は穏やかになっていて、
北東の端近く(左上)の3503黒点群で、
C4.4の小規模フレアが発生した程度です。

可視光写真は、黒点が多く、
にぎやかな状態が続いています。




Dst指数の速報値は、-99nTまで下がっています。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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