宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:31)
今日、C4.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/11 13:33 C3.3
12:13 C2.5
10:28 C4.6
11/10 04:48 C4.3
11/ 9 --- ---

黒点 11/11 (NOAA)
磁場 フレア
3137 1 α ---
3140 3 β C4
3141 21 βγδ C5
3144 1 α ---
3145 3 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:34 307 -4.8
-2 h 310 -2.6
-4 h 331 +4.5
-6 h 323 +4.5
-8 h 317 +0.9
-10 h 310 +1.0
-12 h 316 +2.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 3 -/ -
-2 h 13 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^2
11/11 0.5 1x10^3
11/10 0.5 2x10^3
11/ 9 0.5 1x10^3
11/ 8 0.5 2x10^3
11/ 7 0.5 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/ 6 12:31 高速太陽風は終わりを迎えた様です。磁気圏は穏やかになっています。
2022/11/ 7 13:20 M5.2の中規模フレアが発生しました。10月の黒点相対数は 95.4 でした。
2022/11/ 8 13:03 太陽風磁場の強まりが到来し、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が強まりました。
2022/11/ 9 14:30 太陽風は低速になり、磁場の強まりも終わっています。
2022/11/10 12:53 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかな状態です。
最新のニュース

2022/11/11 14:31 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の中心部北側の3141黒点群で、
フレアが頻繁に発生しています。

X線グラフの終わり頃では、
11日10時半(世界時11日1時半)に、C4.5、C4.3、
11日12時(世界時11日3時)に、C2.5、
11日13時半(世界時11日4時半)に、C3.3と、
小規模フレアが続いています。

GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。
3141群でフレアの輝きが次々と発生しています。

可視光写真では、黒点の形も複雑になっています。
この後も注目して下さい。


太陽風は、310km/秒前後の低速の状態で安定しています。
磁場強度は、5nTから7nTへ少し強まっています。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いていましたが、
グラフの最後で南向きに変化しています。
この傾向が続くと、磁気圏で小さい変化が見られそうです。




3141黒点群の活動の様子。GOES衛星SUVI 131。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。