宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2022/ 8/ 9 12:31 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏活動の高まりは落ち着きそうです。 担当 篠原 太陽風は、570km/秒前後の高速の状態が続いています。 10nTに強まっていた磁場強度は、 昨夕以降低下して、現在は6nTと平均的な状態です。 高速太陽風は中盤を迎えている様です。 磁場の南北成分は、 グラフの中盤までは南寄りの傾向が続き、 AE指数は、500〜1200nTの中規模から大規模程度の変化が 連続的に発生していました。 しかし、太陽風のグラフの最後では、 磁場の南北成分は0nTを挟んで南北に変化する様になっています。 磁場強度が下がってきたので、変化の幅も小さくなっています。 この影響で、AE指数も終わりの頃は変化が小さくなっている様です。 太陽風の速度は高まったままなので、 磁気圏の活動的な状態は続きそうですが、 変化の規模は一段下がることになりそうです。 太陽は、X線グラフの変化がなくなり、 フレアの発生は見られなくなっています。 SDO衛星AIA304によると、 太陽の北側(上側)でフィラメント噴出が発生し、 淡いCME(コロナ質量放出)が、 太陽の上側に向かって噴出しています。 地球への影響はなさそうです。 放射線帯の高エネルギー電子が増加して、 青線のGOES16が、1万の線に達しています。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の上側へ向かってCMEが飛び出しています。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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