宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2022/ 8/ 4 12:46 更新 高速太陽風は終わりに近付いています。 担当 篠原 550km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 昨日のニュース以降ゆっくりと下がって、 今朝には500km/秒台を割り、 現在は470km/秒とやや高速くらいになっています。 高速太陽風の領域は終わりを迎えている様です。 太陽風の磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。 南北成分は、小幅ですが南北に変化しています。 AE指数は、500nTに達するくらいの変化が 時々発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この後の磁気圏は、より穏やかになりそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部の東側(左側)にコロナホールが見えています。 広がりはそれほど大きくありませんが、 赤道付近にあるので、 5日後くらいに太陽風速度の高まりがやって来るるかもしれません。 太陽は、南西(右下)の3068黒点群で、 今日未明、4日2時(世界時3日17時)に、 C6.9の小規模フレアが発生しています。 その他は、特に活動はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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