宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:11)
昨日、C6.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 5 --- ---
8/ 4 01:58 C6.9
8/ 3 11:39 C1.3
02:13 C1.7
00:17 C4.2

黒点  8/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3068 15 βγ C7
3071 1 α ---
3072 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 399 +3.2
-2 h 408 +1.0
-4 h 415 -4.5
-6 h 410 -0.5
-8 h 410 +1.0
-10 h 432 -2.4
-12 h 428 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^2
8/ 5 0.6 5x10^2
8/ 4 0.5 7x10^2
8/ 3 0.5 6x10^2
8/ 2 0.6 7x10^2
8/ 1 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/31 13:24 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。
2022/ 8/ 1 12:31 高速太陽風が始まりました。C9.3の小規模フレアが発生しました。
2022/ 8/ 2 12:41 太陽風は500km/秒と高速です。太陽は穏やかな状態です。
2022/ 8/ 3 12:31 高速太陽風は、速度がもう一段高まっています。
2022/ 8/ 4 12:46 高速太陽風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2022/ 8/ 5 13:11 更新
太陽風は平均的な状態です。7月の黒点相対数は 91.4 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、7月の黒点相対数は 91.4 と発表されました。
5月の96.5から、6月は70.5と下がっていたのですが、
今回は90台に戻っています。

このところ、黒点の少ない日が続いていますが、
2枚目の動画を見ると、7月の中頃は黒点が多くなっていて、
7月10日から21日にかけて、
黒点相対数は100を超えていました(最大は16日の152)。
この高まりが、月平均値を高めたと言えそうです。

また、1枚目の図を見ると、黒点相対数は上下に変動しながらも、
極大に向かって高まる流れの中にあります。
前の周期の立ち上がり(2009年以降)を見ると、
始まって3年目の2012年に前半のピークを迎えています。
今期も2023年に同じタイミングを迎えますが、
これから、月平均値が100を超える様になっていくのでしょうか。
長期的な視点で注目してください。



今日の太陽は、X線グラフに目立つ変化はなく、
穏やかな状態です。
X線の全体の強度は次第に上がっていて、
これは、GOES衛星SUVI 195の南東(左下)や北東(左上)から
活動的な領域が近付いている影響の様です。
どの様な領域が現れるでしょうか。

現在、SDO衛星の画像の更新が停止しているため、
可視光写真は掲載していません。


太陽風は、速度が400km/秒まで下がり、
平均的な速度に戻っています。
磁場強度は、6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの後半で、
磁場強度の一時的な強まりとともに、
-7nTと南向きにやや強まる変化が発生しています。
AE指数では、この頃に700nTの中規模の変化が発生しています。

グラフの最後では、磁場は北向きに切り替わっているので、
磁気圏活動の高まりは一時的なもので終わりそうです。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
中心部の東寄り(左寄り)に、コロナホールが見えています。
この領域の影響は3〜4日後くらいでしょうか。
それまでは、太陽風は穏やかな状態が続きそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。7月の黒点相対数は 91.4 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


7月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES (NOAA)


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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