宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/28 12:40 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラ動画をどうぞ。 担当 篠原 私のミスで紹介がすっかり遅れてしまったのですが、 米戸 実さんより、ニュージーランド南島クィーンズタウンで 現地11月10日1時33分(世界時9日12時33分)から 約5分間にわたって撮影された オーロラの動画をいただきました。 太陽風の速度は平均的な状態だったのですが、 この前日に磁場の強まりがやって来て、 南向きの変化が続き、磁気圏の活動が強まりました。 米戸さんによると月齢8の月が高度18度くらいにあり、 月明かりの中での撮影だったそうです。 レンズは18mmとのことです。 動きが加わるとオーロラの写真は一層引き立ちます。 現地の素晴らしい情景がより伝わってきます。 どうもありがとうございます。 現在の太陽風は、速度は350km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は6nTと平均的な状態です。 磁気圏は静穏で、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星の最新画像が停止しているので、 GOES衛星のSUVI 195を掲載します。 コロナホールは特に見えておらず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、南西(右下)の3911黒点群でC9.5、3901群でM1.0、 中心部南側の3905群でC7.8、 北東(左上)の3910群でC6.0と、 大きくはありませんが、 あちこちの領域で小規模、中規模のフレアが起きています。 SDO衛星の更新が止まっているので、 可視光画像は掲載していません。 (c) 米戸 実氏 GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子 (c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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