宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2024/11/27 12:07 更新 太陽は穏やかになっています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介した、 3901黒点群のM1.9中規模フレアに伴って発生した CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れは、 29日2時(世界時28日17時)頃に地球に到来する可能性があると、 NOAA/SWPCの太陽風予報で発表されています。 変化としては小さいものになりそうです。 太陽自体は、その後は穏やかになっています。 中心部南東側(左下)の3906群でC5.5、 北東の端近く(左上)の3910群でC7.3の 小規模フレアが発生した程度で、 X線グラフは変化が少なくなっています。 3905群、3906群付近では、 小さい活動が頻繁に発生しています。 活動の規模の変化に注目して下さい。 太陽風は、速度が350km/秒に下がり、 低速になっています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で変化していますが、 やや北寄りになっています。 速度が下がったこともあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数は変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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