宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
今日、C7.9の小規模フレアが発生しました。
また、X2.5の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/18 11:31 C3.5
02:44 C7.9
2/17 21:26 C2.9
14:46 C5.2
08:48 C2.7
06:51 M3.0
03:23 C8.9
01:18 C6.1
2/16 15:45 X2.5
12:46 C4.3
11:41 M1.5
11:01 C3.2
08:56 C3.9
07:37 C2.6
03:07 C8.1
01:52 M1.8
00:14 C4.7

黒点  2/18 (NOAA)
磁場 フレア
3581 1 α ---
3582 2 β ---
3583 11 β C6
3584 6 β C8
3586 1 α C6
3587 6 β ---
3589 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 320 -2.8
-2 h 333 -2.0
-4 h 350 -1.2
-6 h 331 -2.6
-8 h 326 -2.1
-10 h 322 -1.6
-12 h 318 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -23 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 1.1 2x10^1
2/18 1.8 1x10^2
2/17 4.0 1x10^2
2/16 6.7 1x10^2
2/15 21.7 1x10^2
2/14 47.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 2/13 12:46 太陽風の小さい変化が到来しました。太陽でCMEの発生が続いています。
2024/ 2/14 12:57 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 2/15 13:01 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 2/16 14:02 太陽でCMEの噴出が続いています。太陽風はやや低速です。
2024/ 2/17 12:45 X2.5の大規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2024/ 2/18 12:48 更新
太陽風は低速の状態です。太陽の向こう側で活動が発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒から320km/秒へ下がり、
より低速になっています。
磁場強度は5nTから8nTへ少し上がり、
やや強くなっています。

磁場の南北成分は、
南寄りに傾向が変わっている様です。
磁気圏では弱い活動が続く様になり、
AE指数は、300nT程度の小規模の変化が
連続的に発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは特に見えていません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、西の端に沈んだ3576黒点群でC7.4、
中心部南西側(右下)の3584群でC7.9などの
小規模フレアが発生しています。

また、東端(左端)の少し向こう側で、
C3.9、C3.8、C3.5などの小規模フレアが発生しています。
活動的な領域が近づいている様です。
どの様な領域が現れるか注目してください。

そして、昨夜、17日22時(世界時17日13時)に、
南東の端(左下)の向こう側で
大きいプロミネンス噴出が発生しています。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これにより、CME(コロナ質量放出)が
太陽の左下へ飛び出しています。

どの様な領域があって、
どの様な活動を起こしているのでしょうか。




太陽の向こう側で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


CMEが太陽の左下へ飛び出しています。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。