宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:17)
昨日、C2.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 7 --- ---
12/ 6 01:45 C2.0
12/ 5 14:20 C2.7
10:43 C1.9

黒点 12/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3153 27 β C1
3155 7 β C2
3156 1 α C2
3157 7 β C1
3158 9 β C3
3159 1 α ---
3160 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 318 -2.1
-2 h 331 -1.2
-4 h 336 -0.2
-6 h 336 +0.9
-8 h 463 -0.3
-10 h 376 -2.9
-12 h 364 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
12/ 7 0.6 3x10^3
12/ 6 0.5 5x10^3
12/ 5 0.6 1x10^4
12/ 4 0.5 3x10^4
12/ 3 0.5 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/ 2 14:39 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。11月の黒点相対数は 77.6 でした。
2022/12/ 3 13:40 600km/秒前後の高速太陽風が続いている様です。磁気圏も活動的です。
2022/12/ 4 13:28 M1.2の中規模フレアが発生しました。高速風は続いていますが、速度は下がっています。
2022/12/ 5 14:20 太陽風は高速で、磁場が南向きに変化して磁気圏の活動が強まりました。「しらせ」からのオーロラをどうぞ。
2022/12/ 6 11:31 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2022/12/ 7 13:17 更新
太陽風の速度は下がり、低速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は400km/秒台を割ってさらに下がり、
現在は320km/秒と低速の風になっています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、小さく南寄りに変化しています。
速度が下がってきたため磁気圏への影響は小さく、
AE指数は、小規模の変化がグラフの途中で発生した程度で、
グラフの最後では変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の赤道付近で縦に伸びるコロナホールが西側に進み、
影響が始まる目安の位置に近付いています。
この後、速度の高まりはやって来るでしょうか。


太陽は、C1のフレアが3回発生した程度で、
X線グラフは変化が少なくなっています。

可視光写真では黒点があちこちに見えていますが、
フレアとしては穏やかな状態です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。