宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:39)
今日、C3.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 2 10:50 C3.7
03:59 C2.9
12/ 1 16:07 M1.1
03:07 C2.6
02:04 C2.8
01:11 C3.0
11/30 23:03 C2.6
15:18 C2.2

黒点 12/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3152 1 α M1
3153 2 β C4
3154 3 β ---
3155 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:33 591 -0.9
-2 h 592 +1.0
-4 h 568 -0.7
-6 h 581 +2.3
-8 h 564 +1.3
-10 h 536 -0.8
-12 h 543 +0.5

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 -33 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -33 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 4x10^3
12/ 2 0.5 2x10^4
12/ 1 0.5 9x10^3
11/30 0.6 9x10^3
11/29 0.6 1x10^3
11/28 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/27 15:42 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2022/11/28 12:30 太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。太陽はとても穏やかです。
2022/11/29 12:22 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は高速の状態が続いています。
2022/11/30 13:47 太陽風は速度が600km/秒台に高まり、磁気圏活動も強まりました。
2022/12/ 1 12:31 太陽風は600km/秒と高速で、磁気圏活動の強まりも発生しています。
最新のニュース

2022/12/ 2 14:39 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。11月の黒点相対数は 77.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、11月の黒点相対数は 77.6 と発表されました。
9月、10月と95を超える値になっていたのですが、
11月は下がっています。

毎日の値を見ると、
11月の前半は90前後が続いていたのですが、
後半は50前後に下がっていて、
全体として平均が70台になった様です。

前の周期の第24期も、
2012年頃は50〜100の間を上下していて、
推移としては同じ様な状況と言えるかもしれません。
その一方、2011年後半の様な100を超える変化はまだ起きておらず、
今後に注目というところです。


太陽は、昨夕、1日16時(世界時1日7時)に、
北西(右上)の3152黒点群でM1.0の中規模フレアが発生しました。
Mクラスのフレアの発生は、11月19日のM1.6以来12日ぶりです。

また、南東の端(左下)に現れた3153黒点群で、
C1〜3の小規模フレアが5回ほど発生しています。
この領域の今後の活動に注目してください。


太陽風は、速度のグラフが不安定になっていますが、
550〜600km/秒の高速風が続いているようです。
磁場強度は、グラフの前半で10nTから6nTに急に下がり、
その後5nTと平均的な値まで下がっています。

磁場の南北成分は、南北に細かく変化していて、
磁気圏の活動は活発な状態が続いています。
AE指数は1000nTに達する大きな変化が繰り返し発生しています。
ただ、グラフの最後は変化が少なくなっていて、
太陽風の磁場強度が下がるとともに、
南向きの変化が少なくなっていることが影響している様です。

SDO衛星AIA193は、
中心部の南側を東西にやや淡いコロナホールが伸び、
東側には縦に濃いコロナホールが広がっています。
太陽風は、この後も速度が高まった状態が続くかもしれません。



太陽黒点相対数の長期変化。11月の黒点相対数は 77.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


11月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


3152黒点群で発生したM1.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。