宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:40)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 3 03:14 C1.5
12/ 2 18:14 C8.1
10:50 C3.7
03:59 C2.9
12/ 1 16:07 M1.1
03:07 C2.6
02:04 C2.8
01:11 C3.0

黒点 12/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
3152 1 α M1
3153 6 βδ C4
3154 3 β ---
3155 5 β ---
3156 1 α C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 584 +0.2
-2 h 596 -2.4
-4 h 600 +2.8
-6 h 608 +2.5
-8 h 599 -1.3
-10 h 593 +0.2
-12 h 589 -1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -33 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^4
12/ 3 0.5 3x10^4
12/ 2 0.5 2x10^4
12/ 1 0.5 9x10^3
11/30 0.6 9x10^3
11/29 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/28 12:30 太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。太陽はとても穏やかです。
2022/11/29 12:22 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は高速の状態が続いています。
2022/11/30 13:47 太陽風は速度が600km/秒台に高まり、磁気圏活動も強まりました。
2022/12/ 1 12:31 太陽風は600km/秒と高速で、磁気圏活動の強まりも発生しています。
2022/12/ 2 14:39 高速の太陽風が続き、磁気圏も活動的です。11月の黒点相対数は 77.6 でした。
最新のニュース

2022/12/ 3 13:40 更新
600km/秒前後の高速太陽風が続いている様です。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は高速の状態が続いています。
DSCOVR衛星のデータは今日も不安定な様子ですが、
600km/秒前後で推移している様です。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さくなっていますが、
南向きの時間が長くなっています。
磁気圏活動は、変化は少し小さくなっていますが、
AE指数では500〜800nTの中規模の変化が頻繁に発生しています。

グラフの後半は変化が少なくなっていますが、
太陽風の磁場が北寄りの傾向になったためでしょう。
この後、南向きの傾向に戻れば、
磁気圏の活動も再び強まるでしょう。

SDO衛星AIA193では、
中心部の東側(左側)の縦に伸びるコロナホールが目立っています。
4日後くらいからこの領域の影響が始まりそうです。


太陽は、昨夕、2日18時(世界時2日9時)に、
北東の端(左上)の3156黒点群でC8.1の小規模フレアが発生しています。
その後、南東(左下)の3153群や、
3156群のさらに向こう側の領域でC1のフレアが発生しています。

太陽の活動は強まるでしょうか。
引き続き注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。