宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:41)
昨日、C9.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 2 --- ---
8/ 1 07:45 C9.2
7/31 --- ---

黒点  8/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3068 9 βγ ---
3070 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:34 490 +1.4
-2 h 498 -0.6
-4 h 501 +1.8
-6 h 494 +1.5
-8 h 511 +0.2
-10 h 457 +4.3
-12 h 439 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 11 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 10 -/ -
-12 h 9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 1x10^2
8/ 2 0.6 7x10^2
8/ 1 0.6 1x10^3
7/31 0.6 2x10^3
7/30 0.5 2x10^3
7/29 0.5 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 7/28 13:17 太陽風は平均的な速度です。太陽も穏やかです。
2022/ 7/29 14:31 太陽風はやや低速になっています。磁気圏も概ね静穏です。
2022/ 7/30 13:51 太陽風はより低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/ 7/31 13:24 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。
2022/ 8/ 1 12:31 高速太陽風が始まりました。C9.3の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2022/ 8/ 2 12:41 更新
太陽風は500km/秒と高速です。太陽は穏やかな状態です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後に、
一旦、440km/秒へ下がりましたが、
今日の未明から再び高まり、
500km/秒と高速の状態に戻っています。

磁場強度は、5〜8nTと少し強めの状態で推移しています。
南北成分はやや北寄りの傾向で、
時々、南向きの変化が発生しています。

磁気圏は比較的穏やかな状態で推移していて、
AE指数は、時々、300〜500nTの小規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは西に進み、
太陽の中心部はぼんやりと光ってコロナホールはなく、
東端(左端)に小さくコロナホールが見えている程度です。
現在の高速風の後は、しばらく穏やかな太陽風になりそうです。


太陽は、南西の端(右下)の領域で
Bクラスの小さいフレアが数回発生しています。
黒点は、大きいですが3068群ぽつんとが見えるだけで、
全体としては、太陽は穏やかな状態です。

昨日、C9.3の小規模フレアを起こした北東の端(左上)は、
その後は目立った活動を起こしていません。

STEREO Ahead衛星を見ると、
南東の端(左下)の向こう側から活動的な領域が近づいている様です。
こちら側に現れるときは、どの様な活動度になっているでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。