宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 7 --- ---
6/ 6 --- ---
6/ 5 20:35 C1.7

黒点  6/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3023 1 α ---
3024 1 α ---
3027 2 β ---
3029 1 α C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 321 -5.4
-2 h 320 -6.1
-4 h 322 -4.6
-6 h 322 -0.6
-8 h 322 -3.6
-10 h 319 -2.3
-12 h 307 +3.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -22 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 13 -/ -
-10 h 15 -/ -
-12 h 13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 7x10^1
6/ 7 0.6 2x10^3
6/ 6 0.6 1x10^4
6/ 5 0.6 2x10^4
6/ 4 0.5 2x10^4
6/ 3 0.5 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 6/ 2 13:26 太陽風の速度は下がり、やや低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 6/ 3 13:55 太陽の南西側でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は低速です。
2022/ 6/ 4 13:16 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/ 6/ 5 13:10 低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2022/ 6/ 6 12:48 太陽風は、270km/秒と更に低速になっています。
最新のニュース

2022/ 6/ 7 13:58 更新
太陽風の小規模の乱れが到来しましたが、低速の状態は続いています。

担当 篠原

昨夕から、小規模ですが太陽風の乱れが到来しています。
DSCOVR衛星のグラフを見ると、
6日18時(世界時6日9時)に、
太陽風の速度が260km/秒から310km/秒へ、
磁場強度は3nTから11nTへ、
それぞれ急に高まっています。

3日のニュースでお知らせした、
2日14時(世界時2日5時)のフィラメント噴出による
太陽風の乱れが到来したのではないかと思います。
この場合、地球まで4日ほどかかったことになります。

太陽風磁場の南北成分は、
乱れの初めに -10nTを超えるくらいに南向きが強まりましたが、
速度が下がっているため、磁気圏への影響は小さく、
AE指数は500nTに達した程度でした。
その後、磁場は北向きに切り替わり、
今朝早くから再び南向きの状態が続いています。
しかし、現在もAE指数の変化は500nT弱と小規模です。

現在の太陽風は、速度は320km/秒、磁場強度は7nTです。
この後も、低速の状態が続きそうです。


太陽は、西の端(右端)の3023黒点群で
Bクラスの小さい変化が起きている程度で、
穏やかな状態です。

黒点も昨日以上に小さく見にくくなっています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
太陽風の乱れの到来で、大きく下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。