宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 5 --- ---
6/ 4 --- ---
6/ 3 --- ---

黒点  6/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3023 2 α ---
3024 4 β ---
3026 4 β ---
3027 3 β ---
3028 1 α ---
3029 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 285 -0.1
-2 h 289 -3.3
-4 h 289 -0.8
-6 h 293 -2.1
-8 h 298 -2.1
-10 h 294 -0.3
-12 h 293 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^3
6/ 5 0.6 2x10^4
6/ 4 0.5 2x10^4
6/ 3 0.5 2x10^4
6/ 2 0.6 2x10^4
6/ 1 1.1 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/31 12:51 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2022/ 6/ 1 14:28 高速の太陽風が続いています。フィラメント噴出が発生しました。
2022/ 6/ 2 13:26 太陽風の速度は下がり、やや低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 6/ 3 13:55 太陽の南西側でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は低速です。
2022/ 6/ 4 13:16 太陽風は更に低速になっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2022/ 6/ 5 13:10 更新
低速の太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

昨日紹介した、太陽の北東側(左上)で発生した
フィラメント噴出によるCME(コロナ質量放出)を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。

コロナのガスは、太陽から上に向かって飛び出しています。
地球への影響はなさそうです。

太陽は、南東の端(左下)に見えていた新しい黒点に、
3029黒点群と番号が付けられています。
北東端(左上)の黒点にも3028群と番号が付けられたのですが、
現在の写真ではほとんど見えなくなっています。

X線グラフは、Bクラスの小さい変化しかなく、
太陽は穏やかです。


太陽風は、290km/秒と低速の状態で推移しています。
磁場強度も、3〜4nTとやや弱い値で安定しています。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193は、太陽全体がぼんやりと光っていて、
コロナホールはありません。
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、高まった状態が続いています。
太陽風が穏やかになり、ゆっくりと減少しています。



太陽の上に向かって飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。