宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 2 --- ---
6/ 1 --- ---
5/31 --- ---

黒点  6/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3023 2 α ---
3024 1 α ---
3026 11 β ---
3027 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 378 -1.9
-2 h 396 -1.6
-4 h 397 +0.2
-6 h 407 -2.0
-8 h 412 -0.4
-10 h 419 -0.4
-12 h 439 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 9x10^3
6/ 2 0.6 2x10^4
6/ 1 1.1 2x10^4
5/31 0.6 1x10^4
5/30 0.6 6x10^3
5/29 0.6 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/28 12:31 太陽風の速度が高速になり、磁気圏の活動も強まっています。
2022/ 5/29 12:52 太陽風の速度は下がり始めています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。
2022/ 5/30 12:29 太陽風は再び高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2022/ 5/31 12:51 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2022/ 6/ 1 14:28 高速の太陽風が続いています。フィラメント噴出が発生しました。
最新のニュース

2022/ 6/ 2 13:26 更新
太陽風の速度は下がり、やや低速になっています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のフィラメント噴出によるCME(コロナ質量放出)は、
SOHO衛星LASCO C2、C3では見つけられず、
太陽を左斜めから観測している
STEREO Ahead衛星のCOR2では、
太陽の右に向かう淡いガスの広がりが見えている様です。

6月5日頃に、太陽風磁場の強まりなどの
変化が見られるかもしれません。
磁場が南向きに強まれば、磁気圏の活動も高まるので、
注目してください。

太陽は、北西側(右上)の3026黒点群で
Bクラスの小さいフレアが時々発生している程度で、
穏やかです。

中心部の南側に新しく、3027黒点群が発生しています。


太陽風は、昨日のニュース以降、速度が下がり続け、
現在は380km/秒とやや低速になっています。
磁場強度は、3nTとやや弱い状態が続いています。

磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は、小さい変化が発生する程度になっています。

SDO衛星AIA193は、コロナホールは見られず、
この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
高まった状態が続いています。
太陽風の速度が下がったので、
この後は、ゆっくりと減少していくでしょう。



右に向かって淡いCMEが発生している様です。STEREO Ahead衛星COR2。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。