宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:51)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/31 --- ---
5/30 10:48 C1.5
5/29 03:54 C1.8

黒点  5/31 (NOAA)
磁場 フレア
3023 2 α ---
3024 1 α ---
3025 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 520 -3.1
-2 h 523 -2.2
-4 h 521 -2.7
-6 h 565 -0.8
-8 h 562 -0.9
-10 h 560 -0.7
-12 h 562 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -29 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^3
5/31 0.6 1x10^4
5/30 0.6 6x10^3
5/29 0.6 7x10^2
5/28 0.6 2x10^2
5/27 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/26 13:50 M1.3の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや低速です。
2022/ 5/27 14:36 太陽風は300km/秒とさらに低速になっています。
2022/ 5/28 12:31 太陽風の速度が高速になり、磁気圏の活動も強まっています。
2022/ 5/29 12:52 太陽風の速度は下がり始めています。太陽の向こう側でCMEが発生しています。
2022/ 5/30 12:29 太陽風は再び高速になっています。磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2022/ 5/31 12:51 更新
太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、550km/秒付近の高速の状態が続き、
今朝になって少し下がっていますが、
現在も520km/秒程度と高速を保っています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な値で安定しています。

27日周期の図を見ると、
27日(世界時)に始まった今回の高速風は、
3日半続いています。
この後、どこまで速度の高まりは続くでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの後半から南寄りに変化しています。
AE指数も、後半で800nTの中規模の変化が発生しています。
磁場の南寄りが続くと、
この後も磁気圏は活動的に推移するでしょう。


太陽は、X線グラフで目立った変化はなく、
穏やかに推移しています。

可視光写真の黒点の見え方も、だいぶ寂しくなっています。


高速太陽風の影響で放射線帯の高エネルギー電子が増加して、
青線が1万の線に達しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。