宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:23)
今日、C9.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/24 06:00 C4.0
05:34 C9.1
04:01 C3.8
03:22 C3.3
00:35 C5.9
00:17 C3.8
11/23 23:29 M1.1
21:40 C5.3
16:10 C6.8
14:41 C7.8
12:01 M1.4
10:41 C5.4
08:52 C6.3
05:09 C6.1
11/22 16:26 C4.3
15:18 C8.9
10:07 C7.5
08:35 C4.4

黒点 11/24 (NOAA)
磁場 フレア
3489 7 β ---
3490 10 βγδ M1
3491 2 α C6
3492 26 βγ C9
3493 2 β C4
3494 1 α ---
3495 1 α C8
3498 4 β ---
3499 6 β ---
3500 6 βγδ C5
3501 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 360 +0.5
-2 h 366 -2.7
-4 h 380 -2.5
-6 h 373 -2.7
-8 h 378 +0.5
-10 h 383 +1.5
-12 h 389 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -32 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^2
11/24 0.3 2x10^3
11/23 0.4 1x10^3
11/22 0.3 2x10^2
11/21 0.4 5x10^2
11/20 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/19 13:43 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。Mフレアが3回発生しました。
2023/11/20 12:55 太陽の北東の端に黒点が現れています。太陽風は低速です。
2023/11/21 14:40 太陽でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。
2023/11/22 13:31 太陽風磁場の南向きの変化で磁気圏の活動が強まりました。太陽風は高速になっています。
2023/11/23 13:31 太陽の活動が続いています。太陽風は高速です。
最新のニュース

2023/11/24 14:23 更新
太陽はフレアが続いています。太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、
太陽の北東の端(左上)のM1.4のフレアでは、
続く様に、隣の領域で2つのプロミネンス噴出が発生しました。
SDO衛星AIA131とGOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これらの活動により、CME(コロナ質量放出)も
太陽の左側に次々と噴出しています。
地球に対して横向きの噴出なので影響はありません。

その後は、中心部北側(上側)の
3490黒点群の活動が目立つ様になっていて、
M1.0の中規模フレアや、
C5.3、C5.9、C9.1などの小規模フレアが発生しています。

また、可視光写真を見ると、
南半球側で黒点が東西に並ぶようになっています。
1週間前は無黒点になりそうな太陽面でしたが、
一転してにぎやかになっています。


太陽風の速度は、昨日の午後から低下が始まり、
500km/秒と高速の状態から、
今日に入る頃に400km/秒台を割り、
現在は360km/秒と低速の風に変わっています。
磁場強度は、4nTと平均的な状態です。

磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数は、グラフの前半は小規模の変化が起きていますが、
その後は、ほとんど変化のない状態です。




M1.4フレアに続いてプロミネンス噴出が発生しています。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M1.4フレアに続いてプロミネンス噴出が発生しています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左側に噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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