宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:40)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/21 12:39 C6.6
10:09 C6.4
08:30 C3.1
05:48 C2.8
11/20 22:59 C3.5
21:26 C8.0
19:10 C5.0
18:18 C4.8
17:56 M1.2
16:23 C3.8
15:56 C3.8
12:07 C2.9
06:33 C3.4
11/19 17:29 C7.5
15:37 C3.7
12:05 C3.2
06:55 M1.0
01:36 M1.2

黒点 11/21 (NOAA)
磁場 フレア
3489 20 βδ C8
3490 1 α M1
3491 1 α C3
3492 7 βγ M1
3493 1 α C6
3494 1 α ---
3495 2 α ---
3496 3 β ---
3497 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 336 -2.5
-2 h 321 +1.3
-4 h 300 +4.8
-6 h 296 +2.1
-8 h 332 +0.9
-10 h 296 +4.4
-12 h 301 +3.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 3 -/ -
-2 h 19 -/ -
-4 h 20 -/ -
-6 h 30 -/ -
-8 h 20 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^1
11/21 0.4 5x10^2
11/20 0.4 5x10^2
11/19 0.3 5x10^2
11/18 0.3 6x10^2
11/17 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/16 12:25 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかに推移しそうです。
2023/11/17 14:00 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。
2023/11/18 11:41 太陽風は更に低速になっています。磁気圏は穏やかです。
2023/11/19 13:43 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。Mフレアが3回発生しました。
2023/11/20 12:55 太陽の北東の端に黒点が現れています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2023/11/21 14:40 更新
太陽でフレアの発生が続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の北東側(左上)の領域でフレアの発生が続いています。
昨夕、20日18時(世界時20日9時)に、
3492黒点群でM1.2の中規模フレア、
20日19時(世界時20日10時)に、3495群でC5.0の小規模フレア、
20日21時半(世界時20日12時半)に、
再び3492群でC8.0の小規模フレアなどが発生しています。
黒点も多く現れていて、SDO衛星による可視光写真を掲載します。

また、南東の端近く(左下)の3493群で、
21日10時(世界時21日1時)にC6.3の小規模フレア、
同じく南東の3489群で、
21日13時(世界時21日4時)にC6.6の小規模フレアが発生しています。

規模としてはM1以下のものばかりですが、
この後の活動に注目してください。


太陽風は、昨夜にかけて速度が340km/秒から300km/秒へ下がり、
今朝から再び上がって340km/秒に戻っています。
小さい変化で、低速の太陽風が続いています。
一方、磁場強度は5〜12nTの間を上下していて、
やや強まっています。

磁気圏は穏やかで、AE指数はほとんど変化がありません。

SDO衛星AIA193を見ると、
北東側のコロナホールは前周期よりもだいぶ小さくなっています。
太陽風への影響は小さくなりそうです。




太陽の北東側の黒点群。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。