宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:43)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/19 12:05 C3.2
06:55 M1.0
01:36 M1.2
11/18 19:37 C4.0
14:37 M1.2
13:20 C2.5
11/17 05:06 C4.8

黒点 11/19 (NOAA)
磁場 フレア
3486 1 α ---
3489 3 β C3
3490 5 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 325 -3.1
-2 h 343 +2.7
-4 h 331 -0.1
-6 h 297 -2.0
-8 h 305 -1.8
-10 h 303 -1.6
-12 h 304 +2.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 3 -/ -
-2 h 6 -/ -
-4 h 9 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
11/19 0.3 5x10^2
11/18 0.3 6x10^2
11/17 0.3 6x10^2
11/16 0.3 4x10^2
11/15 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/11/14 12:40 太陽風の小さい変化が来ています。磁気圏は穏やかです。
2023/11/15 12:50 M1.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2023/11/16 12:25 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は穏やかに推移しそうです。
2023/11/17 14:00 太陽風はやや低速になり、磁気圏は穏やかです。
2023/11/18 11:41 太陽風は更に低速になっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/11/19 13:43 更新
太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。Mフレアが3回発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、300km/秒から、
グラフの最後で330km/秒に少し上がっていますが、
低速の状態が続いています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。

磁気圏は静穏で、
AE指数は変化のない状態が続いています。

SDO衛星AIA193は、
中心部に目立つ規模のコロナホールはなく、
太陽風は穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、昨日注目した北東の端(左上)で活動が続く様になり、
昨日の午後から今朝にかけて、
M1.2、M1.1、M1.0と中規模フレアが3回発生しています。
M1.1以降の活動の様子を、
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

可視光写真では、黒点の広がりが見え始めたところです。
この後の活動に注目してください。

また、GOES衛星SUVI 304を見ると、
太陽の端のあちこちで、
プロミネンス噴出が発生しています。
この様に続くと、にぎやかな感じがします。



北東の端で発生した、M1.1、M1.0の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


あちこちでプロミネンス噴出が発生しています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。