宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:47)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/27 07:49 M1.4
01:28 C2.4
10/26 22:18 C4.2
21:17 C1.7
07:36 C3.0
01:13 C1.6
10/25 21:41 C1.7
15:28 C1.8
09:30 C2.6
08:50 C4.2

黒点 10/27 (NOAA)
磁場 フレア
3468 1 α ---
3471 9 β C3
3472 6 β ---
3473 1 β M1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 458 -5.2
-2 h 470 -1.7
-4 h 474 -4.9
-6 h 481 -0.6
-8 h 534 -1.1
-10 h 518 -2.2
-12 h 478 +5.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -45 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
10/27 0.3 1x10^2
10/26 0.3 4x10^2
10/25 0.3 3x10^2
10/24 0.3 2x10^2
10/23 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/22 14:59 低速の太陽風が続いています。南向き磁場により磁気圏の活動が高まりました。
2023/10/23 12:41 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の上下でプロミネンス噴出が発生しています。
2023/10/24 12:21 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。
2023/10/25 12:16 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。太陽も概ね静穏です。
2023/10/26 12:16 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかな状態です。
最新のニュース

2023/10/27 13:47 更新
M1.4の中規模フレアが発生しました。磁気圏の活動が強まっています。

担当 篠原

今朝、27日8時(世界時26日23時)に、
太陽の北東の端(左上)の3473黒点群で、
M1.4の中規模フレアが発生しました。

Mクラスのフレアの発生は、
10月12日のM1.1以来、2週間ぶりとなり、
ちょっと久しぶりという印象です。

SDO衛星AIA131とGOES衛星SUVI 304
の動画を掲載します。
プロミネンスの光の筋が飛び出す様子が良く見えています。

STEREO Ahead衛星COR2では、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左上を中心に広がっています。
ガスの広がりは太陽にかかるくらいまで広がっている様です。
このため、噴出の端の領域が地球へやって来るかもしれません。
到来まで3日程度と考えると、
30日頃の変化に注目してください。


太陽風は、昨夜から速度が400km/秒を超えて高まり、
未明には500km/秒程度の高速風になりました。
その後少し低下して、
現在は460km/秒と平均的な状態に戻りかけています。
磁場強度は、10nT付近と強まった状態になっています。

磁場の南北成分は、-10nTという強い南向きが発生しています。
このため、磁気圏の活動も強まって、
AE指数は1000Tに達する大きい変化が発生しています。
活動の強まりはこの後も見られそうです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心線に達しています。
3日後の30日頃から太陽風の速度の高まりが始まりそうです。
今日のCMEによる乱れが重なると、
より大きい変化になるかもしれません。
注目してください。




太陽の北東の端近くで発生したM1.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


プロミネンスの噴出が見えています。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上を中心にCMEが発生しています。影響は地球へやって来るかもしれません。
(c) STEREO Ahead衛星COR2 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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