宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/26 07:36 C3.0
01:13 C1.6
10/25 21:41 C1.7
15:28 C1.8
09:30 C2.6
08:50 C4.2
10/24 04:50 C2.3

黒点 10/26 (NOAA)
磁場 フレア
3468 1 α C2
3471 5 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 357 -0.9
-2 h 340 -1.6
-4 h 334 -2.6
-6 h 330 +0.0
-8 h 314 -0.9
-10 h 320 -0.5
-12 h 313 -1.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 13 -/ -
-6 h 12 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 12 -/ -
-12 h 11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/26 0.3 4x10^2
10/25 0.3 3x10^2
10/24 0.3 2x10^2
10/23 0.3 2x10^2
10/22 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/21 14:11 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動がある程度強まっています。
2023/10/22 14:59 低速の太陽風が続いています。南向き磁場により磁気圏の活動が高まりました。
2023/10/23 12:41 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の上下でプロミネンス噴出が発生しています。
2023/10/24 12:21 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。
2023/10/25 12:16 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。太陽も概ね静穏です。
最新のニュース

2023/10/26 12:16 更新
太陽風は低速で、磁気圏は穏やかな状態です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
320km/秒から350km/秒へ少し上がっていますが、
低速の状態が続いています。

磁場強度は、4nT前後の状態から、
グラフの最後は5〜8nTと
小幅の変化が見られる様になっています。
太陽風のグラフでは、
磁場の大まかな方向が「T」から「A」に変化しています。
この切り替わりに関係しているのかもしれません。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は、一時的に小規模の変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心線に次第に近付いています。
この領域が中心線に達すると、
ここから噴き出している高速の太陽風が
地球の方向へ向かってくることになります。
到着まで3日程度と考えて高速太陽風の始まりを予想します。
注目してください。


太陽は、北東の領域(左上)と北東の端で、
C1台の小さい小規模フレアが数回発生しています。
この周辺では、小さいですが黒点も見える様になっています。

また、南西(右下)の3471群でC3.0の小規模フレアが発生しています。

活動は小さいものばかりですが、
X線グラフが少し変化する様になっています。
この後はどうなるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。