宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:16)
今日、C4.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 09:30 C2.6
08:50 C4.2
10/24 04:50 C2.3
10/23 --- ---

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
3468 1 α C2
3470 1 α ---
3471 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 333 +1.3
-2 h 342 +0.0
-4 h 343 +1.1
-6 h 377 +0.7
-8 h 417 +1.4
-10 h 364 +0.3
-12 h 367 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 4 -/ -
-2 h 11 -/ -
-4 h 14 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/25 0.3 3x10^2
10/24 0.3 2x10^2
10/23 0.3 2x10^2
10/22 0.3 1x10^2
10/21 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/20 12:31 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。
2023/10/21 14:11 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動がある程度強まっています。
2023/10/22 14:59 低速の太陽風が続いています。南向き磁場により磁気圏の活動が高まりました。
2023/10/23 12:41 太陽風は低速の状態が続いています。太陽の上下でプロミネンス噴出が発生しています。
2023/10/24 12:21 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。
最新のニュース

2023/10/25 12:16 更新
太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。太陽も概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風は低速の状態が続いています。
速度は、370km/秒から330km/秒へ下がっています。
磁場強度も5nTから3nTへ少し下がり、
やや弱くなっています。

磁場の南北成分は、0nT付近か弱い北寄りです。
低速でもあるため磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化の見られない状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、
東側(左側)に縦に伸びるコロナホールが見えています。
6日後くらいになりそうですが、
この領域の影響に注目してください。


太陽は、東端近くの2つの領域で、
C4.2とC2.6の小規模フレアが連続するように発生しています。
X線のグラフでは、高まりが重なる様に見えています。

その他は目立つ変化はなく、黒点も少ないままです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。