宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:11)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/21 09:04 C2.8
08:22 C2.3
10/20 20:02 C1.7
13:22 C2.2
11:13 C1.4
10/19 22:41 C2.7
18:45 C1.7

黒点 10/21 (NOAA)
磁場 フレア
3464 1 α ---
3465 7 α C1
3468 2 α ---
3469 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:04 330 -8.9
-2 h 334 -8.3
-4 h 330 -6.6
-6 h 332 -7.5
-8 h 343 -7.5
-10 h 352 -6.9
-12 h 367 -3.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -76 -/ -
-2 h -51 -/ -
-4 h -38 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
10/21 0.3 2x10^2
10/20 0.4 2x10^2
10/19 0.3 2x10^2
10/18 0.3 2x10^2
10/17 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/16 13:19 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。
2023/10/17 13:54 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/10/18 13:31 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。太陽も静穏です。
2023/10/19 12:30 太陽風は平均的な速度に上がっています。磁気圏はやや活動的になっています。
2023/10/20 12:31 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。
最新のニュース

2023/10/21 14:11 更新
太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動がある程度強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
360km/秒から330km/秒へ下がる変化が見られ、
低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態から、
昨夜以降、10nTと強まった状態に変わっています。

その中で、磁場の南北成分が、
21日2時半(世界時20日17時半)頃から南向きに強まる様になり、
-7〜 -9nTくらいの変化が連続しています。

このため、磁気圏の活動はある程度強まっていて、
AE指数は、グラフの途中から
500〜1000nTの中規模の変化が連続する様になっています。

また、Dst指数の速報値は -76nTに下がっていて、
磁気嵐が発生しています。

磁場の南向きの強まりは、どこまで続くでしょうか。


太陽は、中心部北西側(右上)の3467黒点群で、
C2.3とC2.8の小規模フレアが発生しています。

目立つ活動はこの程度で、全体としては穏やかです。




Dst指数の速報値は、-76nTに下がっています。この指数はマイナス方向に発達します。
(c) 京都大学WDC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。