宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
今日、C1.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/20 11:13 C1.4
10/19 22:41 C2.7
18:45 C1.7
10/18 --- ---

黒点 10/20 (NOAA)
磁場 フレア
3464 1 α ---
3465 7 α C1
3468 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 331 +1.6
-2 h 331 -0.4
-4 h 321 -1.1
-6 h 328 -1.7
-8 h 335 -2.9
-10 h 348 -0.9
-12 h 350 -5.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -7 -/ -
-2 h 3 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
10/20 0.3 2x10^2
10/19 0.3 2x10^2
10/18 0.3 2x10^2
10/17 0.3 2x10^2
10/16 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/15 13:19 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。
2023/10/16 13:19 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。
2023/10/17 13:54 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/10/18 13:31 太陽風は低速で、磁気圏はとても穏やかです。太陽も静穏です。
2023/10/19 12:30 太陽風は平均的な速度に上がっています。磁気圏はやや活動的になっています。
最新のニュース

2023/10/20 12:31 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかな状態です。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュースの後400km/秒台を割り、
今朝にかけて330km/秒へ下がっています。
低速の状態です。
磁場強度は、6nTから5nTへ少し下がっていますが、
平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、
グラフの前半は南向きの状態が続きましたが、
後半は0nT付近に変わっています。
磁気圏の活動もこれに関係して、
AE指数を見ると、
グラフの途中までは300〜500nTの小規模の変化が連続していますが、
最後は変化がなくなって穏やかになっています。

太陽風の速度が下がっていることもあり、
この後も磁気圏は穏やかに推移しそうです。


太陽は、CME(コロナ質量放出)の発生が続いています。
昨日の昼、19日11時(世界時19日2時)に右上の方向へ、
20日0時(世界時19日15時)には左下へ噴出が発生しています。

1つめのCMEは、太陽の少し向こう側で発生した現象で、
SDO衛星AIA193では、コロナが噴き上がる様子が見えています。

2つめのCMEでは、直後の20日2時(世界時19日17時)に
南東の端近く(左下)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
時間が接近していますが、こちらが少し後に起きているので、
SOHO衛星の動画で見えているCMEは、
太陽の向こう側で発生した現象の様です。
(最初の記事掲載時から文章を修正しました)

フレアは、C1〜2の小さい規模の変化が数回発生しています。
その半分ほどは、北西の端(右上)で発生しています。
この領域はこれから見えなくなるので、
この後の太陽はより穏やかになりそうです。



太陽の右上に噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下に広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


南東の端近くで発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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