宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:51)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 9 12:05 C2.1
02:30 C3.0
10/ 8 23:03 C2.4
21:36 C3.4
17:53 C3.6
14:13 C1.3
13:48 C2.5
13:22 C1.2
12:35 C6.6
08:16 C5.3
03:26 C3.3
03:00 M1.7
10/ 7 22:47 C2.8
17:02 C3.5
14:15 C1.7
13:20 C1.4
03:12 C4.2
02:47 C4.0

黒点 10/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
3451 21 βδ C4
3452 12 β C5
3454 4 β ---
3457 1 α ---
3458 2 β ---
3459 1 α ---
3460 15 βγ M2
3461 2 β ---
3462 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:44 317 +0.4
-2 h 317 -1.0
-4 h 318 -1.8
-6 h 320 +0.5
-8 h 331 +3.9
-10 h 318 -0.7
-12 h 302 -1.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 11 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 18 -/ -
-6 h 22 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
10/ 9 0.3 1x10^3
10/ 8 0.4 5x10^2
10/ 7 0.3 7x10^2
10/ 6 0.3 1x10^3
10/ 5 0.3 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/10/ 4 12:20 太陽風は低速です。磁場が南向きになり磁気圏の活動が強まりました。
2023/10/ 5 11:43 太陽風磁場の南寄りの変化が続いています。9月の黒点相対数は 133.6 でした。
2023/10/ 6 14:03 太陽風はやや高速です。磁気圏は穏やかです。
2023/10/ 7 12:52 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2023/10/ 8 09:21 太陽風はさらに低速になり、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2023/10/ 9 13:51 更新
太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTから3nTへ下がり気味で、
やや弱くなっています。

磁場の南北成分は、
昨日の夕方にかけて、-5nT程度の南向きの状態が続き、
その後、0nT付近で推移する様になっています。

速度が下がっているため磁気圏は基本的に穏やかで、
AE指数は、前半に400nT程度の小規模の変化が起きていますが、
その後は変化がなくなっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールが太陽の中心に達しています。
2〜3日後から太陽風の速度が高まるかもしれません。
注目してください。


太陽は、昨日の昼に南西(左下)の3460黒点群で
C6.6の小規模フレアが発生した後は、
C2〜3の小さい小規模フレアが発生した程度で、
やや落ち着いた状態です。

太陽の北の端で、9日1時(世界時8日16時)頃から
プロミネンスの噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

これにより、太陽の上に向かって
CME(コロナ質量放出)が発生しています。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。



太陽の北の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の上に向かって広がるCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。