宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 4 02:38 C2.3
02:00 C3.5
00:23 C2.3
10/ 3 18:26 C3.6
13:18 C1.7
12:50 C1.9
00:54 C2.4
10/ 2 21:37 M1.9
20:30 C3.0
18:00 C2.9
13:09 C3.2
12:13 C2.7
08:03 C4.5
07:32 C2.5

黒点 10/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3448 2 α ---
3449 1 α C5
3450 19 βγ C4
3451 8 β C2
3452 16 β C3
3453 5 β C2
3454 3 β C2
3455 4 α M2
3456 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 374 -3.2
-2 h 391 -1.0
-4 h 400 +0.5
-6 h 396 -1.6
-8 h 322 -1.6
-10 h 326 -0.6
-12 h 344 -2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
10/ 4 0.3 2x10^3
10/ 3 0.3 1x10^3
10/ 2 0.3 1x10^3
10/ 1 0.3 5x10^3
9/30 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/29 12:57 太陽風は平均的な速度で、磁場が少し強まっています。
2023/ 9/30 13:21 太陽風は平均的な状態です。現在の磁気圏は穏やかです。
2023/10/ 1 13:42 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。Mフレアが2回発生しています。
2023/10/ 2 12:52 太陽風は低速になっています。太陽も比較的穏やかです。
2023/10/ 3 13:52 太陽風は穏やかな状態で、磁気圏も概ね静穏です。
最新のニュース

2023/10/ 4 12:20 更新
太陽風は低速です。磁場が南向きになり磁気圏の活動が強まりました。

担当 篠原

ACE衛星によると、
太陽風は350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、4nTから9nTへ少し強まっています。

途中、3日20時(世界時3日11時)頃に、
速度と磁場強度の小幅の急な変化が到来しています。
その頃から磁場の南北成分が南向きに強まり、
最大で-6nTに達する南向きの変化がしばらく続いています。

この影響で磁気圏の活動が強まり、
AE指数は600nT程度の中規模の変化が6時間ほど発生しました。

その後も、磁場の南北成分は弱い南寄りになっていて、
AE指数も小規模の変化が時々発生しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は400km/秒付近の平均的な速度で推移しています。
今回も同様に穏やかな太陽風が続くでしょうか。


太陽は、中心部南側(下側)の3450黒点群や
中心部東側(左側)の3452黒点群などで、
C1〜3の小さい小規模フレアが頻繁に発生しています。
この後、規模に変化が見られるでしょうか。

また、東端(左端)の向こう側で
ある程度の規模の活動が発生した様で、
3日22時(世界時3日13時)頃にSOHO衛星LASCO C2、C3で、
太陽の左に向かって飛び出す
CME(コロナ質量放出)が観測されています。



太陽の左側に噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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