宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
昨日、C3.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 --- ---
10/ 4 18:33 C3.0
17:41 C2.0
16:49 C2.5
13:18 C1.4
02:38 C2.3
02:00 C3.5
00:23 C2.3
10/ 3 18:26 C3.6
13:18 C1.7
12:50 C1.9
00:54 C2.4

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
3448 1 α ---
3450 13 β C4
3451 8 β ---
3452 36 β C2
3453 5 β C3
3454 6 β C2
3456 1 α ---
3457 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:34 457 -3.0
-2 h 428 -5.6
-4 h 418 -0.4
-6 h 406 -5.1
-8 h 405 +0.9
-10 h 422 -0.6
-12 h 417 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -37 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
10/ 5 0.3 9x10^2
10/ 4 0.3 2x10^3
10/ 3 0.3 1x10^3
10/ 2 0.3 1x10^3
10/ 1 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 9/30 13:21 太陽風は平均的な状態です。現在の磁気圏は穏やかです。
2023/10/ 1 13:42 太陽風磁場が南向きになり、磁気圏の活動が強まりました。Mフレアが2回発生しています。
2023/10/ 2 12:52 太陽風は低速になっています。太陽も比較的穏やかです。
2023/10/ 3 13:52 太陽風は穏やかな状態で、磁気圏も概ね静穏です。
2023/10/ 4 12:20 太陽風は低速です。磁場が南向きになり磁気圏の活動が強まりました。
最新のニュース

2023/10/ 5 11:43 更新
太陽風磁場の南寄りの変化が続いています。9月の黒点相対数は 133.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、9月の黒点相対数は 133.6 と発表されました。
8月の114.9からは上がりましたが、
6〜7月の150を超える高まりまでは戻らず、
今期はこのくらいの高さで推移することになるのかもしれません。

1か月間の動画を見ると、
9月は黒点が安定して現れ続けていた印象です。
黒点相対数の1日値が2桁に下がったのは、
8月は8日ありましたが、9月は5日に減りました。
この差も月平均値が上がったことに繋がっているのでしょう。



現在の太陽は、活動が少なくなっていて、
中心部南西側(右下)の3450黒点群でC2.5、
中心部の3452群でC2.0、
西側(右側)の3453群でC3.0など、
小さめの小規模フレアが起きた程度です。

X線グラフは変化が少なくなっています。


太陽風は、速度がグラフの最後で
450km/秒へ少し上がっています。
この後も変化が続くでしょうか。
しばらく注目してください。

磁場強度は、7〜8nTと少し強めの状態が続き、
南北成分は南寄りで、
-5nT程度の南向きの強まりが度々発生しています。

このため、磁気圏の活動も少し高まった状態が続き、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500nTに達するくらいの変化が繰り返し発生しています。

ただし、太陽風のグラフの最後では、
磁場強度が5nTに少し下がっています。
この状態が続くと、南向きの変化も少し小さくなるので、
磁気圏の活動は弱くなるかもしれません。



太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 133.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1975年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


9月の太陽黒点の推移。SDO衛星。
(c) SDO衛星 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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