宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:11)
今日、C9.9の小規模フレアが発生しました。
また、M3.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/23 13:46 C9.9
08:19 C3.1
7/22 19:42 C7.1
13:11 M1.0
12:15 M3.1
7/21 19:47 C2.1
04:44 C9.7

黒点  7/23 (NOAA)
磁場 フレア
3372 7 β M3
3373 20 β M1
3376 1 α ---
3377 4 β ---
3378 4 β ---
3379 7 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 425 +2.2
-2 h 445 +1.5
-4 h 465 -0.5
-6 h 450 +1.2
-8 h 450 +0.6
-10 h 443 +1.3
-12 h 461 +2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
7/23 0.5 3x10^2
7/22 0.9 1x10^3
7/21 6.4 3x10^3
7/20 19.4 2x10^3
7/19 95.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/18 12:47 M5.7の中規模フレアが発生し、CMEが大きく広がっています。
2023/ 7/19 17:29 M1.4、M2.1の中規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/20 16:28 太陽風は平均的な状態です。M3.8の中規模フレアが発生しています。
2023/ 7/21 13:31 太陽風の小規模の乱れが到来しました。現在の太陽風は平均的な状態です。
2023/ 7/22 14:11 太陽風の小規模の乱れが到来しました。M3.1の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2023/ 7/23 14:11 更新
太陽風は平均的な状態です。CMEの発生が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
400km/秒から450km/秒へ少し上がっていますが、
平均的な状態で推移しています。
磁場強度は、8nTから6nTへゆっくりと下がり、
現在は平均的な状態です。

磁場の南北成分は、やや北寄りで変化しています。
磁気圏は穏やかで、
AE指数は、途中から変化のない状態になっています。


SOHO衛星LASCO C2、C3で、
昨日の昼、22日13時(世界時22自治4時)頃に、
太陽の右側に飛び出すCME(コロナ質量放出)が観測されています。
昨日紹介したM3.1フレアに関係している様ですが、
SDO衛星の画像を見ると、
同じ頃に西の端の向こう側で噴出が発生している様で、
2つのCMEが重なって見えている可能性があります。

そして、深夜から今朝にかけて、
太陽の北東側(左上)でフィラメント噴出の発生が続いています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

初めに太陽の中心寄りの領域で
23日1時(世界時22日16時)頃にフィラメント噴出が発生し、
続いて、北東の端に近い2か所で、
23日5時半(世界時22日20時半)に
フィラメント噴出とプロミネンス噴出が発生しています。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
初めの噴出に関係するCMEは見つけられず、
後半のCMEが左上に飛び出しています。

初めのフィラメント噴出は中心に近いため、
CMEが発生していれば、
磁場の強まりなどの太陽風の変化が
地球へやって来る可能性があります。
3日後の26日頃でしょうか。




太陽の右側へ噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の北東側で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO衛星AIA304、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上へ噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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