宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (17:29)
今日、M2.1の中規模フレアが発生しました。
また、M5.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/19 17:18 C3.0
16:10 C2.9
07:39 C8.5
06:58 C4.9
05:17 M2.1
05:01 M1.4
04:20 M1.3
03:24 C6.3
02:24 C5.0
00:34 C5.3
7/18 21:41 C5.2
19:38 C3.2
18:00 C4.8
15:49 M1.5
15:05 C8.3
08:16 M5.0
07:28 M2.7
07:05 C5.9
04:58 C3.3
03:21 C3.2
7/17 23:41 C6.6
20:04 C3.4
18:18 C4.1
17:14 C3.7
15:39 C4.3
14:58 C3.7
14:11 C3.9
13:30 C2.9
12:35 C4.4
10:37 C2.7
09:01 C2.6
05:32 C3.5
03:59 C6.2
02:37 M4.0
02:10 C5.7
00:01 M1.7

黒点  7/19 (NOAA)
磁場 フレア
3363 3 α M6
3371 1 α ---
3372 20 βγ C7
3373 18 βγ C6
3374 2 α ---
3375 1 α ---
3376 15 βγ C8
3377 2 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
17:24 463 +0.9
-2 h 482 +0.1
-4 h 475 +1.4
-6 h 447 +2.2
-8 h 462 +3.3
-10 h 472 +4.2
-12 h 466 +4.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
16:30 -18 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 46 5x10^2
7/19 96 2x10^3
7/18 620 7x10^2
7/17 3 1x10^2
7/16 18 2x10^2
7/15 0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 7/14 13:31 太陽風は低速の状態ですが、磁場が南向きに強まっています。
2023/ 7/15 13:47 太陽風の小規模の乱れが到来しました。太陽風はやや低速です。
2023/ 7/16 08:05 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2023/ 7/17 14:31 太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が一時的に強まりました。
2023/ 7/18 12:47 M5.7の中規模フレアが発生し、CMEが大きく広がっています。
最新のニュース

2023/ 7/19 17:29 更新
M1.4、M2.1の中規模フレアが発生しています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

昨日紹介したM5.7中規模フレアの
CME(コロナ質量放出)による太陽風の乱れについて、
NOAA/SWPCの予報では、
21日0時(世界時20日15時)頃の到来と考えています。
明日の深夜です。
注目してください。


太陽では、今朝、19日4時半と5時(世界時18日19時半と20時)に、
北東側(左上)の3376黒点群で、
M1.3とM1.4の中規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。

ほとんど同時の19日5時半(世界時18日20時半)には、
南西の端(右下)の3363群で、
M2.1の中規模フレアが発生しています。
こちらはGOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
フレアに伴って、コロナが噴き上がっている様子が見えています。

これらの活動により、SOHO衛星LASCO C2、C3では、
太陽の左上側と右側の両方にCMEが飛び出しています。
動画では、ガスが太陽を丸く囲む様に広がって見えますが、
2つのCMEが重なっているためだと思います。

左上に向かうCMEは、地球に対して斜め方向ですが、
太陽風の変化は地球へやって来るかもしれません。


530km/秒と高速だった太陽風は、
昨夜遅くに500km/秒台を割り、
現在は450km/秒程度と平均的な状態に戻っています。
磁場強度も、5〜6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降は北寄りになり、
磁気圏は穏やかになっています。
AE指数は変化が見られなくなっています。




18日朝のCMEによる太陽風の乱れは、21日0時(世界時20日15時)頃に到来する可能性があります。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3376黒点群で発生したM1.3、M1.4の中規模フレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


3363黒点群で発生したM2.1の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左上と右側に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。