宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:54)
今日、C6.1の小規模フレアが発生しました。
また、M2.9の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/10 13:33 C6.1
13:01 C3.5
10:24 C2.8
06:04 C2.7
03:15 C3.7
01:18 C2.9
4/ 9 23:34 C3.2
14:54 C9.0
14:19 C1.3
13:45 C1.6
03:39 C1.9
4/ 8 20:14 C3.2
13:35 C4.3
10:31 M2.9
08:24 C5.8
05:34 C2.5

黒点  4/10 (NOAA)
磁場 フレア
3272 24 βγ M3
3273 8 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:44 332 -6.5
-2 h 336 -5.1
-4 h 344 -5.2
-6 h 374 -0.5
-8 h 468 -2.6
-10 h 468 -1.5
-12 h 462 -1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 14 -/ -
-2 h 15 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
4/10 0.3 3x10^3
4/ 9 0.4 5x10^3
4/ 8 0.3 5x10^3
4/ 7 0.3 1x10^4
4/ 6 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/ 5 13:16 高速の太陽風が続いています。3月の黒点相対数は 122.6 でした。
2023/ 4/ 6 13:46 太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏は穏やかな状態です。
2023/ 4/ 7 13:47 太陽風は平均的な速度が続いています。M3.0の中規模フレアが発生しました。
2023/ 4/ 8 13:55 太陽風は平均的な状態が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。
2023/ 4/ 9 13:39 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2023/ 4/10 13:54 更新
太陽風の弱い乱れが到来しています。速度は低速の状態です。

担当 篠原

今朝、10日7時(世界時9日22時)頃に、
太陽の弱い乱れが到来して、
磁場強度が4nTから8nTへ、
速度は300km/秒から350km/秒程度へ
それぞれ小幅の変化をしています。

今日は、DSCOVR衛星のデータが途中まで乱れているので、
ACE衛星のデータも掲載します。

現在は、磁場強度は10nTへ強まっていますが、
速度は330km/秒と少し下がっています。
速度は低速の状態が続いています。

8日のニュースで、
7日夕方に発生したCME(コロナ質量放出)を紹介しましたが、
この影響と考えると、到来まで2日半となります。
300km/秒台と低速であることをを考えると、
到来までの時間が短い様に感じます。

太陽風磁場の南北成分は、
乱れの到来以降、南向きに強まっていて、
-5nT前後の変化になっています。

しかし、速度が下がっているため、
磁気圏への影響は限定的で、
AE指数は、グラフの最後で500nTに達する程度の変化です。



太陽は、昨夜、9日19時(世界時9日10時)頃に、
西の端(右端)でCMEが発生しています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
SDO衛星では、対応する変化が見られなかったので、
太陽の向こう側で発生した現象ではないかと思います。

また、南東(左下)の3272群で、
昨日の午後、9日15時(世界時9日6時)に、
C9.0と大きい小規模フレアが発生しました。
3272群では、以降もCクラスの小規模フレアが続いています。

中心部の北東側(左上)には新しい黒点が発生して、
3273群と番号が付けられています。
C2.4、C2.0、C2.8などの小規模フレアが発生しています。

南東の端でも活動が続いています。
可視光写真では、黒点が見え始めた様です。




太陽の右に向かって噴出するCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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