宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:55)
今日、M2.9の中規模フレアが発生しました。
また、M3.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 8 13:35 C1.9
10:31 M2.9
08:24 C5.8
05:34 C2.5
4/ 7 --- ---
4/ 6 22:23 C3.9
14:26 M3.0
13:39 C1.5
10:16 C2.4
02:43 C1.7

黒点  4/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
3270 6 β C1
3272 12 βγ M3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:44 389 -3.4
-2 h 388 -1.3
-4 h 411 -1.8
-6 h 410 -1.6
-8 h 415 -0.8
-10 h 405 -2.5
-12 h 405 +2.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 21 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
4/ 8 0.3 5x10^3
4/ 7 0.3 1x10^4
4/ 6 0.3 1x10^4
4/ 5 0.4 1x10^4
4/ 4 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 4/ 3 13:09 太陽風の速度はゆっくりと下がっています。
2023/ 4/ 4 12:51 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2023/ 4/ 5 13:16 高速の太陽風が続いています。3月の黒点相対数は 122.6 でした。
2023/ 4/ 6 13:46 太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏は穏やかな状態です。
2023/ 4/ 7 13:47 太陽風は平均的な速度が続いています。M3.0の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2023/ 4/ 8 13:55 更新
太陽風は平均的な状態が続いています。磁気圏は比較的穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、速度は400km/秒、磁場強度は5nTと、
どちらも平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は比較的南寄りになっていて、
AE指数は、300nTくらいの小規模の変化が
時々発生しています。
全体としては比較的穏やかです。

SDO衛星AIA193では、
太陽の中心部の北側に淡いコロナホールが見えています。
3日後くらいに弱い影響がやって来るでしょうか。


太陽の南東(左下)の3272黒点群は、
昨日のニュース以降は
C1〜2の小さいフレアを起こす程度だったのですが、
今朝、8日5時半(世界時7日23時半)に
C5.8と少し大きい小規模フレア、
続いて、8日10時半(世界時8日1時半)に
M2.9の中規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
この後も活動は続くでしょうか。

また、昨夕、7日17時(世界時7日8時)頃に、
中心部の南側(下側)で弱い爆発現象が発生しました。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

これにより、太陽の下寄りに広がる
淡いCME(コロナ質量放出)が発生しています。
発生場所が中心に近いので、
太陽風磁場の強まりなどの影響が
地球へやって来るかもしれません。



3272群で発生した、C5.8とM2.9のフレア。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


中心部南側で発生した弱い爆発現象。
(c) SDO衛星AIA193 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の下寄りに飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。