宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
また、X1.1の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 10:56 M1.8
04:00 C7.3
03:12 C3.3
00:32 M1.4
2/13 23:17 C6.5
21:56 C3.7
20:26 C4.7
19:32 C4.5
17:03 C4.8
15:58 C6.2
13:48 M1.0
09:00 C3.3
07:56 C3.8
04:59 C5.6
02:17 C6.1
00:33 M1.0
00:05 C5.5
2/12 22:26 M1.2
22:03 C5.0
20:41 C5.2
18:11 M1.4
17:30 M3.1
14:26 C9.0
13:58 C5.0
12:39 C8.8
11:33 C4.0
10:50 C7.2
07:15 C8.7
02:08 M1.4
00:42 X1.1

黒点  2/14 (NOAA)
磁場 フレア
3213 9 βγ C7
3214 6 β C9
3216 1 α ---
3217 7 β X1
3218 1 α ---
3219 2 α ---
3220 1 α C3
3221 4 β ---
3224 3 α ---
3225 6 β ---
3226 9 βγ M2
3227 3 β ---
3228 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:28 379 +2.0
-2 h 394 +1.1
-4 h 342 +0.5
-6 h 350 +0.3
-8 h 352 -1.3
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 8 -/ -
-2 h 17 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 14 -/ -
-10 h 14 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
2/14 0.6 5x10^3
2/13 0.6 3x10^3
2/12 0.4 1x10^3
2/11 0.4 1x10^3
2/10 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 2/ 9 12:58 Mクラスのフレアが4回発生しています。高速の太陽風が続いています。
2023/ 2/10 12:36 M2.8、M3.7など中規模フレアの発生が続いています。
2023/ 2/11 13:17 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は高速です。
2023/ 2/12 11:24 X1.1の大規模フレアが発生しました。Mフレアの発生も続いています。
2023/ 2/13 12:39 太陽風は平均的な速度に下がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2023/ 2/14 12:54 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽は、北東(左上)で黒点が大きくなっている
3226黒点群の活動が目立つようになり、
昨日の午後、13日14時(世界時13日5時)にM1.0、
深夜、14日1時(世界時13日16時)にM1.4、
そして、14日11時(世界時14日2時)にM1.8と、
中規模フレアが3回発生しています。

この後の活動に注目してください。


太陽風は穏やかな状態です。
速度は、370km/秒から340km/秒へ下がり、
再び370km/秒へ上がる小幅の変化が見えていますが、
全体としては低速の状態です。
磁場強度も、2nTから5nTに上がっていますが、
弱い状態から平均的な値に戻った小幅の変化です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の変化が発生した程度です。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は、
2日後に相当する1月20日から速度が少し高まっています。
今回はどの様な推移になるでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。