宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:37)
今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
また、X1.2の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 7 09:31 M1.6
05:21 C5.0
03:45 C6.2
1/ 6 12:26 C3.5
09:46 X1.2
1/ 5 16:49 C2.6
04:05 C6.6
03:17 C8.5
01:30 C2.6

黒点  1/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
3176 1 α ---
3177 5 β C5
3180 5 β ---
3181 13 β C2
3182 9 βγ X1
3183 8 β C6

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 453 -2.4
-2 h 462 +1.1
-4 h 477 +1.2
-6 h 496 -0.8
-8 h 465 +3.3
-10 h 509 +4.1
-12 h 515 +6.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^1
1/ 7 0.5 2x10^2
1/ 6 0.4 4x10^2
1/ 5 0.4 2x10^2
1/ 4 0.5 7x10^3
1/ 3 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2023/ 1/ 2 10:27 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がりかけています。
2023/ 1/ 3 10:54 太陽風の速度は下がり、平均的な速さに戻っています。
2023/ 1/ 4 09:58 太陽風は平均的な速度です。太陽の向こう側でフレアが発生しています。
2023/ 1/ 5 14:26 太陽風磁場が強まっています。速度はやや低速です。
2023/ 1/ 6 13:37 X1.2の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速になっています。
最新のニュース

2023/ 1/ 7 13:37 更新
太陽風の速度は下がり、平均的な状態に戻りかけています。

担当 篠原

昨日X1.2のフレアを起こした3182黒点群は、
その後は落ち着いていましたが、
今朝、7日9時半(世界時7日0時半)に
M1.6の中規模フレアが発生しました。
この後も活動は続くでしょうか。

また、中心部南西の3183群で、
C6.2、C5.0の小規模フレアが発生していて、
やや活動的な状態です。


太陽風は、速度のグラフが不安定になっていますが、
500km/秒から450km/秒へ次第に低下しているようです。
高速風の領域は終わりそうです。

磁場強度も10nTから7nTへ下がり、
こちらも平均的な状態に戻りかけています。

磁場の南北成分は、
北寄りの傾向から、0nT付近で変化する様になっています。
今のところ磁気圏は穏やかで、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、
太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。
27日周期の図の前周期も、
12月14日以降は300km/秒台に下がっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。