宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:27)
今日、C3.1の小規模フレアが発生しました。
また、M3.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 2 07:55 C3.1
1/ 1 11:07 C3.7
06:19 C9.1
05:52 C3.5
01:19 C2.2
12/31 20:26 C4.9
11:31 C7.9
04:30 M3.7
04:05 C4.0
01:41 C3.1
00:24 M1.4

黒点  1/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
3173 1 α ---
3176 10 β M4
3177 9 β C4
3179 8 β C2
3180 5 β C9
3181 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 522 -0.7
-2 h 501 -0.8
-4 h 513 -0.1
-6 h 533 -3.5
-8 h 536 -1.8
-10 h 542 -1.1
-12 h 530 -0.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -17 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^3
1/ 2 0.5 8x10^3
1/ 1 0.5 4x10^3
12/31 0.5 6x10^3
12/30 0.5 5x10^3
12/29 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/28 12:50 太陽風は高速です。磁場の南向きが続き、磁気圏活動が活発になりました。
2022/12/29 13:22 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかになっています。
2022/12/30 10:04 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。
2022/12/31 11:09 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
2023/ 1/ 1 12:31 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動もある程度強まっています。
最新のニュース

2023/ 1/ 2 10:27 更新
太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がりかけています。

担当 篠原

太陽風の速度は、550km/秒から500km/秒近くへ
ゆっくりと下がっていますが、
高速の状態は続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。

27日周期の図を見ると、
27日前の12月6〜7日にかけて、
太陽風の速度は300km/秒近くまで低下しています。
今回も、この後速度は更に下がっていくのかもしれません。

磁場の南北成分は、小幅ですが南向きの変化が目立ち、
磁気圏はやや活動的な状態が続いています。
AE指数は、200〜500nTの小規模の変化が続き、
時々、800nTくらいの強まりが発生しています。

GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
ちょうど中心にコロナホールの暗い領域が広がり、
地球の方向へ速度の高い太陽風が流れ出しているところです。
この後、太陽風の速度が下がった場合も、
3日後くらいにはこの領域の影響で、
再び速度は高まりそうです。


太陽は比較的穏やかな状態で、
中心部北西側(右上)の3176黒点群で、
C3.7、C3.1の小規模フレアが発生した程度です。

一方、SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
今朝、2日5時半(世界時1日20時半)に、
太陽の左に向かってCME(コロナ質量放出)が発生しています。
太陽のこちら側には対応する変化が見られなかったので、
向こう側で発生した現象の様です。



GOES衛星SUVI 195による、太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星による太陽の可視光写真。jsoc.stanford.eduのページより取得。
(c) SDO衛星HMII (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


太陽の向こう側で発生したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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