宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:58)
今日、C2.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 4 08:46 C2.4
1/ 3 15:22 C3.2
13:54 C2.7
08:00 C3.2
07:11 C2.0
1/ 2 20:32 C3.0
18:48 C2.8
15:13 C9.4
07:55 C3.1

黒点  1/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
3176 12 β C9
3177 11 β C3
3179 2 β ---
3180 12 βγ C3
3181 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
06:27 421 +0.5
-2 h 399 -1.4
-4 h 387 -2.5
-6 h 384 -3.4
-8 h 376 +1.0
-10 h 386 -1.2
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -27 -/ -
-2 h 8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^3
1/ 4 0.5 7x10^3
1/ 3 0.5 6x10^3
1/ 2 0.5 8x10^3
1/ 1 0.5 4x10^3
12/31 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/30 10:04 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風は高速になり、磁気圏も活動的です。
2022/12/31 11:09 Mクラスの中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
2023/ 1/ 1 12:31 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動もある程度強まっています。
2023/ 1/ 2 10:27 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がりかけています。
2023/ 1/ 3 10:54 太陽風の速度は下がり、平均的な速さに戻っています。
最新のニュース

2023/ 1/ 4 09:58 更新
太陽風は平均的な速度です。太陽の向こう側でフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の420km/秒の状態から
昨夜にかけて370km/秒へ少し下がり、
現在は420km/秒へ戻っています。
速度は平均的な状態です。

磁場強度は、グラフの前半は2nTと弱くなっていましたが、
後半は5〜8nTと少し強くなっています。
太陽コロナ写真(今日はSDO衛星AIA193です)で
西に進んで注目していたコロナホールの影響が
見え始めているのかもしれません。
この後も磁場の強まりが続くようであれば、
速度も高まり始めるのではないでしょうか。

磁場の南北成分は、南北に変化しています。
AE指数は200〜600nTと小規模の変化が発生しています。

この後、太陽風の磁場が強まると、
南向きの変化が大きくなって、
磁気圏の活動はより強まる可能性があります。


太陽は、昨日の午後、3日15時半(世界時3日6時半)に、
東端の向こう側(左端)で
ある程度規模の大きいフレアが発生したようです。
GOES衛星SUVI 131の動画を見ると、
コロナのガスが左へ向かって激しく噴き出しています。

地球よりも14度左側から太陽を観測している
STEREO Ahead衛星では、
フレアの強い輝きが太陽の端で見えています。
EUVI 195の動画を掲載します。

昨日の時点で14度程度向こう側にあったので、
この後、地球からも活動が見える様になりそうです。
どの様な領域が現れるでしょうか。

SOHO衛星LASCO C2、C3では、
CME(コロナ質量放出)が左に向かって飛び出しています。
2日のニュースで太陽の左に向かうCMEを紹介しましたが、
同じ領域で発生したのかもしれません。
地球への影響はありません。




太陽の東端の向こう側で発生したフレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽を地球よりも左側から観測しているSTEREO Ahead衛星によるフレアの様子。
(c) STEREO Ahead衛星EUVI 195 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左側に飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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