宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/12 09:09 C3.4
03:36 C1.7
12/11 20:27 C2.8
05:28 C4.8
00:53 C5.2
12/10 19:38 C5.3
19:15 C4.6
15:04 C3.1
07:39 C5.0
06:43 C3.6
00:51 C4.5

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
3153 5 β C3
3156 5 β C3
3157 17 β C5
3160 1 α ---
3162 1 α C2
3163 9 β C5
3164 5 β ---
3165 4 β ---
3166 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 449 +1.5
-2 h 454 -1.6
-4 h 450 -3.1
-6 h 462 -4.0
-8 h 456 -1.8
-10 h 500 +5.4
-12 h 453 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 6x10^1
12/12 0.5 2x10^2
12/11 0.5 2x10^2
12/10 0.5 2x10^2
12/ 9 0.5 1x10^2
12/ 8 0.6 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/12/ 7 13:17 太陽風の速度は下がり、低速になっています。太陽は穏やかです。
2022/12/ 8 12:41 太陽風はやや高速になっています。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も活発になりました。
2022/12/ 9 16:17 太陽風は高速風になっています。磁気圏は穏やかです。
2022/12/10 09:51 Cクラスのフレアが頻繁に発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/12/11 10:13 太陽でCフレアが続いています。太陽風はやや高速程度に下がっています。
最新のニュース

2022/12/12 13:20 更新
太陽風は平均的な状態に戻りかけています。太陽は穏やかになっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、グラフがやや見にくくなっていますが、
470km/秒とやや高速の状態から、
後半では450km/秒に少し下がり、
平均的な速さに戻りつつある様です。
磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、南北にゆっくりと変化しています。
このため、南向きになった時間帯に磁気圏の活動もやや強まり、
AE指数では500nTを超える程度の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南東の端(左下)からコロナホールが見え始めています。
この領域は、前周期は太陽風速度への影響は小さかったのですが、
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、南半球に黒点が増えていて、
黒点群が6個になっています。

フレアの発生は少なくなっていて、
今朝、12日10時(世界時12日1時)に
3156群で発生したC3.2が最大で、
その他はC1〜2の小さい小規模フレアが起きている程度です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。