宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:47)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/30 --- ---
11/29 --- ---
11/28 --- ---

黒点 11/30 (NOAA)
磁場 フレア
3151 2 α C4
3152 3 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 599 +1.3
-2 h 606 +0.4
-4 h 631 +1.0
-6 h 618 +1.5
-8 h 296 -0.1
-10 h 357 -3.1
-12 h 604 -0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^3
11/30 0.6 7x10^3
11/29 0.6 1x10^3
11/28 0.5 3x10^3
11/27 0.5 2x10^3
11/26 0.5 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/11/25 13:45 太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2022/11/26 12:46 太陽風は500km/秒台に達し、磁気圏の活動も強まっています。
2022/11/27 15:42 太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2022/11/28 12:30 太陽風は高速で、磁気圏も活動的です。太陽はとても穏やかです。
2022/11/29 12:22 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は高速の状態が続いています。
最新のニュース

2022/11/30 13:47 更新
太陽風は速度が600km/秒台に高まり、磁気圏活動も強まりました。

担当 篠原

昨日のニュースで紹介した、
太陽の南東側(左下)に発生したプロミネンス噴出による
CME(コロナ質量放出)の様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
太陽から左下に向かって勢い良くガスが噴出しています。
地球に対しては横向きなので、影響はありません。

そして、昨夜、29日22時(世界時29日13時)頃から
今朝、30日6時(世界時29日21時)頃にかけて、
太陽の東側を南北に長く伸びるダークフィラメントの
噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。
半日近い長さの画像を繋げたので、
ファイルサイズがだいぶ大きくなっています。
長大なフィラメントが複雑に動きながら飛び出して行きます。

フレアについては、西の端(右端)の3151黒点群で、
昨夜、29日22時(世界時29日13時)に
C4.2の小規模フレアが発生しています。

X線グラフは、
グラフの最後で全体の強度が少し上がっています。
太陽の南東の端(左下)から活動的な領域が近付いていて、
その影響かもしれません。


太陽風は、昨夜遅くに速度が600km/秒に高まり、
最高で650km/秒まで高まって今朝までこの状態が続き、
グラフの最後で600km/秒台を割る程度に少し下がっています。
速度は高まった状態が続いています。

一方、太陽風の磁場強度は、
6nTから8nTへ次第に強まっています。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
中心部のコロナホールが西に進んでいますが、
このまま、この領域の影響に繋がって行きそうな様子です。

磁気圏も活動的な状態が続いていて、
AE指数は、1000nTに達する大きな変化が3回発生しています。
極域ではオーロラがにぎやかに発生していたのではないでしょうか。

この後も太陽風や磁気圏の変化に注目してください。




昨日の朝に太陽の南東側に噴出したCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


昨夜から今朝にかけて太陽の東側で発生したフィラメント噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。