宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
昨日、C1.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/30 --- ---
10/29 18:51 C1.9
10/28 --- ---

黒点 10/30 (NOAA)
磁場 フレア
3130 8 β C2
3131 8 β ---
3132 1 α ---
3133 11 β C1
3134 3 α ---
3135 6 β C2

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 549 -0.0
-2 h 527 +0.9
-4 h 530 +1.6
-6 h 546 +0.6
-8 h 541 -0.2
-10 h 531 -0.8
-12 h 523 -0.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -27 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -29 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^3
10/30 0.6 4x10^3
10/29 0.5 5x10^2
10/28 0.5 1x10^2
10/27 0.5 2x10^2
10/26 0.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/25 13:37 太陽風の速度は下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/10/26 13:38 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/10/27 12:49 太陽風は低速の状態が続いています。
2022/10/28 14:06 太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。
2022/10/29 14:22 高速太陽風が到来し、磁気圏の活動が強まっています。
最新のニュース

2022/10/30 13:08 更新
太陽風は高速の状態が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

宇宙天気ではない話題が続いてしまいますが、
SOHO衛星LASCO C3、C2で、
右下側から小型の彗星が太陽に向かう様子が見えていました。

昨日の動画にも小さく写っていたのですが、見落としていて、
今日のC2画像で気付きました。

LASCO C2、C3は、CMEを調べるために見ているのですが、
様々な天文現象も見せてくれます。



太陽風は、速度のデータが少し不安定になっていますが、
530km/秒前後の高速の状態が続いています。
磁場強度は、小幅ですが8nTから5nTへ下がり、
平均的な強さになっています。

磁場の南北成分は、南北に変化しています。
磁気圏活動は強まった状態が続いていて、
AE指数は、500〜1200nTと
中規模の変化が頻繁に発生しています。
変化の大きさは次第に小さくなっていて、
この後は小規模の変化が中心になるかもしれません。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールは西側に進んでいます。
高速の太陽風はこれから後半に入りそうです。


太陽は、C1台の小さい小規模フレアが4回発生した程度です。
穏やかな状態です。



太陽の右下側から小型の彗星が接近しています。SOHO衛星LASCO C3、C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。