宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/28 --- ---
10/27 --- ---
10/26 21:36 C6.7
03:57 C4.9
00:07 C3.3

黒点 10/28 (NOAA)
磁場 フレア
3126 1 α C1
3130 9 β C1
3131 4 β ---
3132 2 β ---
3133 6 β C7

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:55 409 -0.6
-2 h 439 +0.1
-4 h 434 +1.5
-6 h 432 +1.3
-8 h 459 -0.8
-10 h 451 +0.1
-12 h 408 +2.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 4 -/ -
-6 h 7 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 2x10^1
10/28 0.5 1x10^2
10/27 0.5 2x10^2
10/26 0.5 3x10^2
10/25 0.5 3x10^2
10/24 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/10/23 15:14 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動も強まりました。
2022/10/24 14:08 コロナホールの影響で太陽風の速度が高まっています。
2022/10/25 13:37 太陽風の速度は下がっています。磁気圏は穏やかです。
2022/10/26 13:38 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/10/27 12:49 太陽風は低速の状態が続いています。
最新のニュース

2022/10/28 14:06 更新
太陽風は平均的な速度になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒と平均的な速度に上がり、
450km/秒に少し上がって再び400km/秒に下がる小幅の変化をしています。
磁場強度は、グラフの途中で10nTに強まる変化も見られますが、
5nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの前半で南寄りの変化が見られ、
AE指数では300〜800nTの小中規模の変化がしばらく続いています。
その後、磁場は0nT付近になり、
AE指数も変化が少なくなっています。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールが更に西に進んでいます。
この後、太陽風の速度は高まっていくでしょうか。


太陽では、昨日紹介した南西方向(右下)の
プロミネンスの噴出によるCME(コロナ質量放出)がよく見えています。
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
ほぼ同時に北西方向(右上)にも別のCMEが発生していて、
にぎやかな動画になっています。

一方、X線グラフは目立った変化がなく、
太陽は穏やかに推移しています。



太陽の南西向きと北西向きに噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。