宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:29)
昨日、C6.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/21 --- ---
8/20 07:17 C1.4
05:11 C6.7
02:46 C2.3
8/19 20:04 C4.0
19:21 C3.0
17:56 C1.9
17:03 C4.5
14:09 M1.1
13:16 M1.6
10:58 C3.3
08:43 C3.9
07:17 C3.5
06:46 C6.3
05:03 C3.4
04:31 C3.0
00:45 C4.2

黒点  8/21 (NOAA)
磁場 フレア
3078 6 βγ M2
3081 4 α C4
3082 2 β ---
3084 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:25 532 -2.6
-2 h 537 -3.2
-4 h 532 -1.9
-6 h 539 +1.3
-8 h 478 +1.8
-10 h 486 +2.4
-12 h 503 +2.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -41 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^3
8/21 0.4 7x10^3
8/20 0.5 1x10^4
8/19 0.6 2x10^3
8/18 0.5 9x10^3
8/17 0.7 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 8/16 14:22 Mクラスの中規模フレアが3回発生しました。太陽風はやや低速になっています。
2022/ 8/17 13:27 M5.0、M1.8の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れが到来しています。
2022/ 8/18 13:13 Mクラスのフレアが2回発生しました。太陽風の速度は570km/秒に高まっています。
2022/ 8/19 14:49 3078黒点群でMクラスの中規模フレアが4回発生しています。高速の太陽風が続いています。
2022/ 8/20 12:25 3078黒点群の活動は終わりを迎えそうです。太陽風の乱れが到来しました。
最新のニュース

2022/ 8/21 10:29 更新
3078黒点群は穏やかになっています。太陽風の小さい乱れが来ています。

担当 篠原

太陽の3078黒点群はすっかり穏やかになってしまいました。
昨日のニュース以降は、
Bクラスの小さいフレアを数回起こした程度です。
X線グラフは変化がなくなり、全体の強度も下がっています。

現在の太陽面は、黒点群はあちこちに現れていますが、
ほとんどは小さい黒点です。


太陽風は、650km/秒の高速状態から、
今日の未明にかけて470km/秒へ下がって来ましたが、
21日2時半(世界時20日17時半)に再び太陽風の変化が到来して、
速度は470km/秒から570km/秒へ、
磁場強度は4nTから7nTへ、それぞれ高まっています。

前日に続いての到来で、
19日のニュースでお知らせしたCME(コロナ質量放出)の乱れが
到来したのではないかと思います。

これ以降、太陽風磁場は南向きの変化が続く様になり、
磁気圏の活動もやや高まっています。
AE指数は、グラフの後半から600nTの中規模の変化が続いています。

現在の太陽風は、速度は520km/秒と高速で、
磁場強度は8nTと少し強まっています。
乱れが到来する前に、太陽風はやや高速くらいに下がっていたので、
今後も速度は低下を続けるのではないでしょうか。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心部から東側(左側)にかけて、
少し薄暗い領域が見えています。
この影響がどの程度やって来るでしょうか。

27日周期の図を見ると、
前周期は7月30日にかけて太陽風は穏やかになっています。
今回では、これは8月26日に相当します。
前周期通りに推移するのか、様子が変わるのか、
この点にも注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。