宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、C4.0の小規模フレアが発生しました。
また、M5.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 6 08:56 C4.0
08:33 C3.1
07:59 C2.6
07:01 C2.5
00:34 C3.4
5/ 5 23:06 M2.7
22:33 C6.9
21:59 M2.2
20:47 C8.8
20:14 C6.6
17:48 C4.2
17:15 C2.6
16:15 C3.9
16:02 C2.9
15:13 C2.3
13:39 C5.7
13:13 C2.9
11:54 C3.8
10:13 C4.0
07:50 C3.1
05:12 M1.6
04:33 M1.5
03:56 C8.7
03:23 C3.1
02:00 C6.6
01:07 M1.2
00:42 C2.8
5/ 4 21:48 C2.4
20:51 C2.7
19:12 C4.0
17:45 M5.7
17:14 C3.5
14:39 C6.8
11:24 C2.5
09:13 M5.3
06:00 C2.4

黒点  5/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2999 1 α ---
3001 1 α ---
3003 3 β ---
3004 26 βδ M6
3006 4 β M3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:25 375 -1.0
-2 h 378 +0.3
-4 h 379 +2.3
-6 h 383 +0.7
-8 h 383 +0.3
-10 h 377 +0.4
-12 h 328 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 7 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 2x10^3
5/ 6 0.6 4x10^3
5/ 5 0.6 4x10^3
5/ 4 0.7 4x10^3
5/ 3 0.6 3x10^3
5/ 2 0.7 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 5/ 1 11:08 太陽の西の端でX1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速です。
2022/ 5/ 2 13:10 太陽風はやや高速になっています。磁気圏も穏やかです。
2022/ 5/ 3 09:52 太陽風は平均的な速度に下がり、磁気圏は穏やかです。黒点が増えています。
2022/ 5/ 4 10:13 X1.1の大規模フレアが発生しました。活動領域は太陽のこちら側に現れています。
2022/ 5/ 5 10:14 Mクラスの中規模フレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
最新のニュース

2022/ 5/ 6 12:38 更新
3004黒点群の活動が続いています。太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降も、
太陽の中心部南西側(右下)の3004黒点群の活動は続き、
NOAA/SWPCによるフレアのリストでは、
5日22時(世界時5日13時)のM2.2の中規模フレアを最大に、
Cクラスの小規模フレアが27回記録されています。

活発な活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
頻繁に明るい輝きが発生しています。
このため、X線グラフは細かい変化が多数発生しています。

この変化の途中にぽつぽつと、
南東(左下)の3006群のフレアが混じっていて、
もう一つの中規模フレアである5日23時(世界時5日14時)のM2.7は、
3006群で発生しています。

ただし、X線グラフの終わりの頃は変化が少なくなっていて、
活動はこの後、落ち着くのかもしれません。
もうしばらく注目してください。

また、南東の端(左下)の少し向こう側に活動領域があり、
今日未明、6日3時半(世界時5日18時半)頃に
ある程度の規模のフレアが発生した様です。
活動が続く様であれば、
領域がこちら側に現れて、注意が必要になるでしょう。


太陽風は、380km/秒とやや低速の状態です。
磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、やや北寄りの傾向になっています。
磁気圏は穏やかになり、AE指数は変化が少なくなっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、
太陽風は穏やかに推移しそうです。



3004黒点群のフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。