宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:10)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
また、X1.1の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 2 07:05 C2.5
5/ 1 22:17 C2.7
19:56 C3.1
06:50 C2.9
05:15 C2.5
04:43 M2.0
03:54 C3.9
03:14 C4.1
4/30 22:40 X1.1
20:37 C5.8
20:18 C5.4
18:49 M4.8
18:03 C5.0
17:35 C6.1
16:47 C6.6
16:26 C4.7
14:26 M1.4
13:48 M2.6
13:07 C1.9
10:22 C5.3
07:45 C3.1
03:01 M1.2
01:35 C2.0

黒点  5/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2995 1 α ---
2999 3 α ---
3001 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:04 479 -1.0
-2 h 476 -1.3
-4 h 487 -2.1
-6 h 503 -0.4
-8 h 487 +2.3
-10 h 465 -1.0
-12 h 474 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 7 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^3
5/ 2 0.7 5x10^3
5/ 1 1.2 2x10^3
4/30 4.2 9x10^3
4/29 1.7 2x10^3
4/28 0.7 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 4/27 13:41 太陽の北東でプロミネンスの噴出が発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 4/28 12:41 太陽の活動が続いています。太陽風は高速風の領域が始まった様です。
2022/ 4/29 13:31 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2022/ 4/30 10:31 太陽でM1.2の中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
2022/ 5/ 1 11:08 太陽の西の端でX1.1の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速です。
最新のニュース

2022/ 5/ 2 13:10 更新
太陽風はやや高速になっています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

X1.1の大規模フレアを起こした2994黒点群は、
西の端(右端)に沈んだ後も活動を続けている様で、
C1〜2台の小規模フレアが数回観測されています。
SOHO衛星LASCO C2でも、
CMEが太陽の右に飛び出す様子が撮影されています。

一方、南東の端(左下)の向こう側に活動的な領域がある様で、
C3.1の小規模フレアが観測されています。
この後、どの様な領域が現れるでしょうか。

今日の可視光写真は、2999群と3001群の2つが見えるだけです。
だいぶ寂しくなっています。


太陽風は、速度が480km/秒に少し下がり、
やや高速になっています。
磁場強度は5〜6nTと平均的な状態です。
高速風の領域は終わろうとしているようです。

磁気圏の活動はだいぶ穏やかになっていて、
AE指数は300nTの小規模の変化が時々発生する程度です。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心部にコロナホールは見られず、
この後の太陽風はしばらく穏やかな状態が続きそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。