宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:42)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/25 11:28 C2.6
06:05 C1.9
3/24 17:04 C2.2
10:41 C8.1
09:31 C2.8
08:16 C4.3
3/23 22:49 C3.0
21:00 C2.6
19:47 C1.8
17:47 C2.3
14:39 C1.3
05:15 C4.8

黒点  3/25 (NOAA)
磁場 フレア
2974 3 β C5
2975 5 β C8
2976 6 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 474 -2.3
-2 h 484 -0.7
-4 h 511 -1.8
-6 h 495 -0.3
-8 h 508 +0.2
-10 h 525 +0.1
-12 h 518 +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 7 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 10 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 2x10^1
3/25 0.7 2x10^2
3/24 0.7 2x10^2
3/23 0.9 3x10^2
3/22 2.5 4x10^2
3/21 5.7 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/20 12:26 太陽風は低速の状態が続いています。これから速度が高まる可能性があります。
2022/ 3/21 12:18 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は穏やかです。
2022/ 3/22 12:55 太陽の向こう側でCMEが発生しました。太陽風は低速です。
2022/ 3/23 12:59 プロミネンス噴出が発生しています。太陽風は平均的な速度になっています。
2022/ 3/24 13:45 太陽風が高速になっています。太陽でCフレアが続いています。
最新のニュース

2022/ 3/25 14:42 更新
太陽風の速度は下がり始めています。太陽でフレアの発生が続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜にかけて550km/秒へ高まり、
今日に入る頃から下がり始めて、
現在は480km/秒とやや高速程度になっています。
磁場強度は、昨夜に5nTを割って、
以降、4nT前後で推移しています。

磁場の南北成分は、
北寄りから南寄りへゆっくり変化しています。
磁気圏は比較的穏やかで、
AE指数は時々小規模の変化が発生している程度です。
磁場の南寄りの傾向が続けば、
この後、活動が少し高まるかもしれません。

太陽風速度の高まりは一旦下がりましたが、
SDO衛星AIA193を見ると、
中心部のコロナホールが西側に進み、
明後日くらいからこちらの影響が始まりそうです。


太陽は、北東の端(左上)に現れた黒点に、
2976群と番号が付けられています。
昨日のニュース以降、2975群と2976群で
C1〜2の小規模フレアが6回ほど発生しています。

これらの領域の昨日からの活動の様子を
SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
あちこちでフレアの輝きが発生しています。

ここまでニュースを書いているところで、
南東(左下)の2974黒点群でM1.4の中規模フレアが発生した様です。
X線グラフの右端が急増しています。
2974群が明るく輝いているSDO衛星AIA131の画像を掲載します。
こちらの領域も注目して下さい。




2975、2976黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の北東の2975、2976黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


南東の2974黒点群でM1.4の中規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。