宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
昨日、C4.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/21 --- ---
3/20 16:34 C4.6
06:00 C2.1
3/19 --- ---

黒点  3/21 (NOAA)
磁場 フレア
2965 2 β C2
2972 4 β ---
2973 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 317 +3.2
-2 h 313 +2.9
-4 h 319 -2.4
-6 h 320 -4.9
-8 h 358 +7.1
-10 h 298 +5.7
-12 h 301 +5.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -5 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 8 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
3/21 0.7 2x10^2
3/20 0.7 4x10^2
3/19 0.7 3x10^2
3/18 0.7 3x10^2
3/17 0.8 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/16 12:59 Mフレアが2回発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 3/17 13:43 フィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや低速です。
2022/ 3/18 13:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 3/19 12:45 低速の太陽風が続き、磁気圏は穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
2022/ 3/20 12:26 太陽風は低速の状態が続いています。これから速度が高まる可能性があります。
最新のニュース

2022/ 3/21 12:18 更新
太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、320km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は10nTに強まっていましたが、
今朝早くに一段下がり、
現在は6nTと平均的な値に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
南向きから北向きにゆっくり切り替わっています。
このため磁気圏の活動は静かになり、
AE指数は途中から変化がなくなっています。
グラフの最後の高まりは、
太陽風のグラフの後半の一時的な南向きの影響です。

SDO衛星AIA193の南半球のコロナホールは更に西に進んでいて、
速度の高まりは来ないままになりそうです。
一方、中心部に小さいコロナホールがあるので、
2〜3日後に速度の弱い高まりが見られるかもしれません。


太陽は、昨日の午後、20日16時半(世界時20日7時半)に、
中心部北側の2971黒点群があった領域で
C4.6の小規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131、193の動画を掲載します。

AIA193(茶色)の動画では、
コロナが周囲に噴き出す様子が見えています。
SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
淡いCME(コロナ質量放出)が太陽の左寄りに発生しています。

発生地点が中心線に近いので、
太陽風の乱れは地球にも到来する可能性があります。
4日程度かかると考えると、
24〜25日頃の太陽風に磁場の強まりが見られる可能性があります。

太陽は、小さい黒点ばかりになっています。




2971群の領域で発生したC4.6の小規模フレア。SDO衛星AIA131、193。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


C4.6フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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