宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/20 06:00 C2.1
3/19 --- ---
3/18 --- ---

黒点  3/20 (NOAA)
磁場 フレア
2965 4 β C2
2972 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 311 -4.6
-2 h 313 -4.8
-4 h 315 -2.6
-6 h 321 -2.4
-8 h 293 -0.1
-10 h 296 -1.1
-12 h 293 +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h 6 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 9 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
3/20 0.7 4x10^2
3/19 0.7 3x10^2
3/18 0.7 3x10^2
3/17 0.8 3x10^2
3/16 1.0 2x10^2

静か 激しい 非常に


















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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 3/15 13:47 太陽風磁場の強まりは続いていますが、磁気圏は穏やかです。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2022/ 3/16 12:59 Mフレアが2回発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2022/ 3/17 13:43 フィラメント噴出が発生しています。太陽風はやや低速です。
2022/ 3/18 13:30 太陽風は低速になっています。太陽は穏やかです。
2022/ 3/19 12:45 低速の太陽風が続き、磁気圏は穏やかです。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2022/ 3/20 12:26 更新
太陽風は低速の状態が続いています。これから速度が高まる可能性があります。

担当 篠原

太陽風は310km/秒と低速の風が続いていますが、
昨夜から磁場強度が少しずつ強まり、現在9nTに達しています。
コロナホールによる高速の太陽風が近づいているのかもしれません。
今後、速度が上昇を始めるかどうか注目してください。

磁場が強まり始めるとともに、南北成分が南向きに強まる様になり、
-5nT程度の変化になっています。
速度は下がっていますが、磁気圏の活動が少し高まって、
AE指数は300nTの小規模の変化が続く様になっています。

この後、更に磁場が強まったり速度が高まるなどすると、
活動の規模もより大きくなります。
注目してください。

SDO衛星AIA193では、南極から伸びるコロナホールは南西に進み、
少し見にくくなっています。
また、中心部に小さいコロナホールがあります。
広がりは小さいですが、3日後くらいに影響が見られるでしょうか。


太陽は、小さい黒点があちこちに見えて、
少しにぎやかになっています。

X線グラフのC1.2、C2.1の小規模フレアは、
西の端(右端)に近づいている2965群で発生しています。

SDO衛星AIA193の南東の端(左下)に明るい領域が少し見えています。
活動的な領域が近付いている様です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。