宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 6 --- ---
9/ 5 --- ---
9/ 4 --- ---

黒点  9/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:42 540 -2.3
-2 h 495 +0.5
-4 h 472 +1.7
-6 h 524 +0.1
-8 h 497 +0.4
-10 h 480 -1.1
-12 h 491 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -27 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 4x10^3
9/ 6 0.6 1x10^4
9/ 5 0.9 1x10^5
9/ 4 0.5 9x10^4
9/ 3 0.6 9x10^4
9/ 2 0.6 8x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 9/ 1 14:37 太陽風の速度は750km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2019/ 9/ 2 14:34 700km/秒程度の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2019/ 9/ 3 13:58 高速太陽風は、650km/秒に少し下がっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/ 4 14:05 高速太陽風は続いていますが、速度はゆっくりと下がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/ 5 12:54 太陽風は540km/秒と高速の状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2019/ 9/ 6 13:56 更新
500km/秒前後の高速太陽風が続いています。8月の黒点数は 0.7 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
8月の黒点相対数の月平均値は、 0.7 と発表されました。

7月に続いて、1 を割るかなり低い値になっています。
1未満になったのは、今極小期では3回目で(2月の0.8、7月の0.9)、
この中では最低の値です。
前の極小期(第23〜24期)でも、4回しか起きていないのですが、
記録としてはかなり近付いています。
一方、前の極小期の4回の値は、0.6、0.3、0.6、0.0 と、
全て今回よりも更に低い値でした。

そして、無黒点(黒点相対数=0)の日は、29日に達しました。
今極小期では、最多の日数です。
前の極小期でも、この日数に達したのは、
2008年8月の同じ29日、2009年8月の31日(1か月無黒点でした)
の2回だけです。
(偶然だと思いますが、全て8月でした)

前回の極小は、この2つの8月の間に発生しました。
今期の極小も近付いているのかもしれません。



高速の太陽風が続いています。
速度は、500km/秒付近を上下しながら推移しています。
磁場強度は、5nTから3nTに少し下がり、再び5nTに戻っています。

磁場の南向きの変化は、グラフの中盤では見られなくなっていて、
AE指数の変化も、この頃にかけて小さくなっています。
太陽風のグラフの最後で、再び南向きに振れ始めているので、
この傾向が続くと、磁気圏の活動もある程度高まりそうです。


太陽は、無黒点です。
西側(右側)の中央部で、小規模の爆発現象が発生しています。
弱いCME(太陽ガスの放出現象)も起きているかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、大きく下がって、
GOES15の青線が1万にやっと届く位に減少しています。




太陽黒点相対数の長期変化。8月の黒点相対数は 0.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。