宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 3 --- ---
9/ 2 --- ---
9/ 1 --- ---

黒点  9/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2748 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:53 655 +0.3
-2 h 647 -0.8
-4 h 652 +0.6
-6 h 661 +1.0
-8 h 678 +0.7
-10 h 670 -2.6
-12 h 654 -2.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
13:30 -33 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -39 -/ -
-12 h -32 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
9/ 3 0.6 9x10^4
9/ 2 0.6 8x10^4
9/ 1 0.6 2x10^4
8/31 0.8 5x10^2
8/30 0.6 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 8/29 09:47 太陽風速度の高まりは終わり、平均的な状態です。
2019/ 8/30 10:06 太陽風は平均的な状態です。今後コロナホールの影響が始まりそうです。
2019/ 8/31 10:19 高速太陽風が到来し、速度は570km/秒に高まっています。
2019/ 9/ 1 14:37 太陽風の速度は750km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2019/ 9/ 2 14:34 700km/秒程度の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2019/ 9/ 3 13:58 更新
高速太陽風は、650km/秒に少し下がっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

田代敦志さんより、カナダ・イエローナイフで、
現地8月30日23時(世界時31日5時)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

今回の高速太陽風が始まって半日後くらいの、
速度が600k/秒台に達した頃のオーロラです。
AE指数は、この直後に1000nTに達する変化を記録しています。

美しいオーロラの帯が頭上を通り抜けています。
田代さんによると、この後オーロラが全天に広がって、
辺りが明るくなる程の輝きになったそうです。

秋分の日も近付き、
北半球のオーロラの季節が始まったんだなと感じます。
美しい写真をどうもありがとうございます。



太陽風は、高い速度を保っています。
昨日のニュースの後、再び700km/秒に高まり、
そこからゆっくりと低下して、現在は650km/秒です。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。
高速風としては、後半に入りつつある様です。

太陽風磁場の南北成分は、磁場が弱まってきたこともあり、
南向きの変化は、-2〜 -3nTと小さくなってきました。
このため、磁気圏の活動も規模が一段小さくなり、
AE指数の変化は500〜800nTと中規模に留まっています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風は8月10日にかけて500km/秒前後を推移しています。
今回も同様であれば、今後次第に速度を下げながら、
3〜4日程度速度の高まった状態が続きそうです。
磁気圏の活動の規模も、次第に小さくなっていくでしょう。


太陽の2748黒点群は小さくなっています。
掲載の写真ではかろうじて見える程度です。
太陽は無黒点に戻りそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、10万近くまで高まっています。
高速風が落ち着いてきたので、今後は減少に向かいそうです。



カナダ・イエローナイフで、現地8月30日23時(世界時31日5時)に撮影されたオーロラ。
(c) 田代敦志氏


カナダ・イエローナイフで、現地8月30日23時(世界時31日5時)に撮影されたオーロラ。
(c) 田代敦志氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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