宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:54)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 5 --- ---
9/ 4 --- ---
9/ 3 --- ---

黒点  9/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 538 -4.4
-2 h 540 -4.0
-4 h 539 +1.8
-6 h 540 +0.3
-8 h 535 -2.3
-10 h 519 -2.8
-12 h 484 +1.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -59 -/ -
-2 h -24 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
9/ 5 0.9 1x10^5
9/ 4 0.5 9x10^4
9/ 3 0.6 9x10^4
9/ 2 0.6 8x10^4
9/ 1 0.6 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2019/ 8/31 10:19 高速太陽風が到来し、速度は570km/秒に高まっています。
2019/ 9/ 1 14:37 太陽風の速度は750km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2019/ 9/ 2 14:34 700km/秒程度の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
2019/ 9/ 3 13:58 高速太陽風は、650km/秒に少し下がっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2019/ 9/ 4 14:05 高速太陽風は続いていますが、速度はゆっくりと下がっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2019/ 9/ 5 12:54 更新
太陽風は540km/秒と高速の状態です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダ・イエローナイフで、
現地8月30日22時(世界時31日4時)以降に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

一昨日紹介した写真と同じ頃のオーロラです。
現地22時過ぎはまだ残照が残っていて、空も明るかったそうですが、
既にとても活発なピンク色のオーロラが肉眼でも見えたそうです。
一晩中、オーロラは出続けていたそうで、
色々な場所で撮影ができたとのことです。

夕暮れの空や、滝に湖と、とても素敵な雰囲気の写真です。
この夜は、AE指数が1000nTに達する大きな活動が繰り返し発生していて、
素晴らしい光景が続いたことと思います。
今期も美しい写真をどうもありがとうございます。



太陽風の速度は、昨日のニュースの後も低下を続け、
深夜には440km/秒まで下がりました、
しかし、そこから再び上昇して、
540km/秒と高速の状態に戻っています。
磁場強度は、5nT前後と平均的な状態です。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風も、
速度が上がり下がりしながら、500km/秒前後で推移しました。
今回も同じ傾向になるのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの後半から南寄りに変わっています。
AE指数の変化は、500nT程度の活動が続いています。

SDO衛星AIA193では、
太陽の南半球側に淡いコロナホールが見えています。
この領域は、27日前よりも場所が東側(左側)にずれています。
このため、太陽風速度の高まりは前周期より長く続くかもしれません。


太陽は、無黒点で穏やかです。

放射線帯の高エネルギー電子は、
10万近くまで高まった状態が続いています。



カナダ・イエローナイフで、現地8月30日22時(世界時31日4時)以降に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地8月30日22時(世界時31日4時)以降に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地8月30日22時(世界時31日4時)以降に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフで、現地8月30日22時(世界時31日4時)以降に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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