宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2019/ 8/ 9 11:43 更新 太陽風は再び高速になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は夜に入ると再び上昇して、 550km/秒に高まりました。 その後は少し下がっていますが、 現在も520km/秒と高速の状態が続いています。 27日周期の図を見ると、 前周期の今頃は450km/秒程度のやや高まった速度が続いていました。 今回も同様の推移をしているということでしょうか。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 南北成分は、北寄りになっている時間帯が多く、 一時的に南向きに振れている程度です。 磁気圏は全体としては穏やかで、 AE指数300〜500nTの小規模の変化が2回発生している程度です。 前周期の変化を参考にすると、 この後も、太陽風の速度はやや高まった状態が続くかもしれません。 太陽は、SDO衛星の画像が昨夜の段階で停止しています。 NOAAより黒点群番号の報告はなく、 無黒点が続いているようです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 少し下がりましたが、1万を超えた状態が続いています。
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC  GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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